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日常のことを語る

どういうわけか子どもの頃から「できないことはダメなこと」と思い込んでいる子でした。評価されないことや愛されないことは死と同じ、と思っているつもりはないのですが、そのくらいできないことを恐れていたと思います。
大人になってずいぶんたって生きやすくなったのは、「できなくてもいい」「できない自分を許せなくてもいい」という態度を身につけることができてからです。たとえば、自分の親友が何かできたかできなかったかなんて、本当にどうでもいいことじゃないですか。同じような態度を自分に対してとってあげればいいのだということを教わったのです。
客観的な評価なんか存在しないと思います。でも態度なら、そんなふうに自分に対して客観的になることができるのではないかと思っています。