id:poolame
のことを語る
ISBN:4801922546
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おはようございます。怪談の季節ですね。
怪談のひとつも読まないと眠れず、かといって怪談で寝落ちすると午前三時頃、鳥のぎゃーすぎゃーすという鳴き声で目が覚めて嫌な気持ちになる、そんな夏がいよいよ近づいて参りました。岩井志麻子と徳光正行のコンビで『凶鳴怪談』なる実話怪談集が出ておりましたので「あら、どういう趣向かしら」と手に取ってみました。特に趣向というほどのものはなく、いわば「お友達本」で、いつもの志麻子節の怪談(時々とてもこわい)に徳光正行の素人っぽい語りのお話が添えてあるだけでした。そして徳光氏の著者略歴に光る「二世タレントとしての地位を築く」という文言。この表現を氏が受け入れたという事実がちょっとこわかったです。