id:happysweet55
日常のことを語る

この5年くらい原始仏教的な視点(苦を乗り越え、平穏な心でいるための方法としての仏教)と量子力学的な視点(観察・認識しているものや事象はモノではなく変わり続けるエネルギー体である=諸行無常)で、ことあるたびに仏教に触れているのですが、「仏」という言葉は誰の中にもある汚れも疲れも怖れも不安もない「本来のエネルギー体・魂」なのだと感じる。
この「仏」は、色んな原「因」で曇ったり、失われたり、無知により色んな因「縁」で苦しみを集めてしまうものだ(諸法無我)。なので「本来のエネルギー(仏)」に気づき、生かすために、正しく見て、正しく聞き、正しく考え、正しく話し、静かな心で、なるべく笑顔でいよう(涅槃静寂)というのが、ぼくの辿りついた仏教観です。
たぶん座禅と読経という方法がなければ、ぼくは死んでいた。逆境が顕れる時、人には逆境を乗り越える叡智が与えられるのだと思う。次は般若心経を暗誦したい。般若心経は上に書いたような事柄の塊みたいなお経さんで、心を整えるのに、とても役に立つのだと思うのです。