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日常のことを語る

夜には、かつてぼくがリーダー的な存在だった業界団体の偉い人かつ最大支持者である経営者に「初号機」を持っていって感想を聞いた。一品料理屋での会食で、スーツを着て行った。
10ヶ月間の自分の不在の理由とか事の経緯などは聞かずに「初号機」を仔細に見て、「さすがハッピー君だけあって、仏像は完璧過ぎるくらい彫れてるね(比喩です)。でも、魂がまだ入っていない。なぜだろう?」という話を19時から23時までぶっ通しで話してくれた。さらに卒倒しそうなお会計をサラっと支払い、「心だよ、心。君の仕事は、心の有りようが全てだよ。覚悟が決まったら、連絡して来い」と言って貰えたのに、ジンと来た。
「ぼくにはまだ覚悟が足りない」と色々思いつつ帰ってきた。本当に長い一日が終わった。