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日常のことを語る

犬の看病21日目。早いもので3週間が経った。正直なところ、この3週間は全てが犬中心で仕事は最低限しかできなかった。どうでもいいんだけれど、ぼくは結婚したい・子供ほしい・家ほしい人なんだけれど、仕事が安定しないので全部叶っていない。でも、犬と過ごしたこの3週間は、まるで結婚をして子供を持ったような時間だった。すべてを出し尽くして、最後に自分から出てきたのは「お利口さんだね」という言葉だった。病気が治っても、長く歩けない、毎朝糞尿に塗れてる。でも何とか生きようと、ちゃんとご飯を食べるし、外に出ればちゃんと排泄を頑張るし、自分の足で歩いてる。何をしても「お利口さん」なのだ。生きてるって、それだけで意味があると彼は教えてくれたのだ。本当にすごい。ということで、おやすみなさい?