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のことを語る

ふとしたきっかけで、亀井勝一郎の『大和古寺風物誌』を手に取って読んだ。初版昭和28年で、多くの文章は昭和17年に書かれており、さり気なく昭和20年秋の文章も混じっていて目を見張った。80年近く前の日本人の心情が聖徳太子、斑鳩宮での政情、十七条憲法の精神などとともに実に豊かに書かれていた。
昭和の時代の批評やエッセイの美しさ、格調の高さを久しぶりに噛み締め、精神が洗われるような気持ちになりました。めっちゃオススメの一冊です。

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