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買い物のことを語る

人生ではじめてオンラインで、「国土地理院の2万5000分の1地形図」を20枚購入した。少年時代の冒険の旅を実現しようとすると、Google Mapでは分からない情報が結構あるのだ。で、たぶんこの地図は死ぬまで使うものだと思ったので、あわせてB2サイズのポスターが入る筒を何本か買った。実際に、これだけデカい紙が20枚あると、100%収納に困るのだ。このプロセスの中で、国土地理院の「2万5000分の1地形図」は柾判(580×460mm)といって、楮をつかった和紙のサイズであることが分かった。かつ前々から、国土地理院の地図は手触りがハンパなくいいと思っていたのですが、「奉書紙」という保存する公文書や、明治時代の紙幣に用いられていた一級の素材であることも分かった。
で、実際に届いて、手に取ってみると、「巻物」感がハンパなかった。奉書紙の歴史は、室町時代くらいまで遡るらしいけれども、「和紙」も「巻物」も決して過去の遺物ではないんだよなあと思った。普通の人はあんまり手に取る機会はないかもしれないけれど、「国土地理院の2万5000分の1地形図」は最高にクールなアイテムの一つなのです。