(承前)一方で、ガチなアウトドアマンは「一刻も早くメシが食いたい」、「油ものは片づけが大変」、「そもそも保冷剤が必要な食材は野外に持って行きたくない」という頑ななところがあるので、お湯だけ使って自分だけのこだわりレシピを持って、楽しんでいる気がします。
①サラスパパスタ:ゆで時間1分。前述のように色んなソースを楽しめますが、多くの場合、スープパスタ風にして食べるのと贅沢な気分になります。
②じゃがりこマッシュポテト:じゃがりこの容器にお湯を入れて、かき混ぜてつくるマッシュポテト。濃厚バター、チーズ、タラコ味ができます。
③焼き餅:ストーブでお餅を焼いて、醤油をつけて食べる。焼きのりを持参すると、なお美味しい。
④おにぎり雑炊:コンビニのおにぎりのノリを外して、ご飯を雑炊にして、塩を少しかけて、ノリをちらす。鮭が定番で美味しい。
と書いてみて、最も簡単かつ早く、高エネルギーを補給できる料理(火があればだけど)は、「餅」なんだよなと感じた。もともと災害食として、羊羹が優れているみたいな話は聞いたことがあるけれど、「餅」はその上をゆきつつ、様々な組み合わせのポテンシャルを持った食材であることに気づきます(餅とアズキ缶が一つあれば、家族の1日分の食事は賄えるはずだ)。今度キャンプをやる時には訓練もかねて、ぜひ「ぜんざい」を試してみたいと思う。
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