土曜日から頑張っていた仕事が昨日の夕方にようやく終わって、かつぼくはお客さんの話を聞きつつ、話すことが仕事なので、終わったら、歯がガクガク震えるほど疲れ切っていた。この夏は、ずっとこんな感じで、誰もいない場所で、カヌーに乗って自然に触れたりして、孤独や祖母の死、親しかった人たちの不在を耐えた。驚くほど、記憶が断片的で、ストーリーも、色もなかった。すべてのことが大きな網目から溢れていった9ヶ月だったような気もする。仕事がひと段落したので、すこし雑用を片づけて、2、3日どこかへ旅に出ようかな。
日常のことを語る