id:happysweet55
のことを語る

ふと調べものをしていたら、岩波書店の書籍に出くわした。
ぼくの中の岩波書店は、「シミが多くフリ仮名がなく読みにくい出版社」というイメージだったんですが(古本ばかり買ってるとそうなる)、そこにあった美しく含蓄に富んだ文章や、言葉の引用の丁寧さに乾いた心や感受性が果てしなく癒されていくような気持ちになった。毎日、薄っぺらくて中身がない情報に曝され続けていると、人間は真逆のものを求めるようになるんだなと実感した。サイトを見ていたら、茨木のり子の詩集がいくつか新しく文庫になって発売されているようだったので、今度書店で探そうと思った。