『給食のおにいさん』遠藤彩見
この作者は初めて。このところよくある、情景を思い描きにくいのは、私の読解力が足らないからなんだと確信しました(-""-;)テーマはわかりやすいのに、読みにくいのは作者の書き方が独特というだけではないんですよね。
ともあれ、これは面白いです!給食食べたくなるー!でもただそれだけじゃなくて、いろんな問題も描かれてて、陽のエピソードなんかほろりと来ました。
毛利はどうにもいけすかないけど、それにもちゃんとわけがあったし、毎日当たり前に食べられるのがどんなにありがたいか改めて気づかされたし。
佐々目の「お前ら、口を開けて待ってろ」なんて決め台詞、にくい!名言というか、心に響く言葉がちょこちょこ出てきて、たまらなかった。「人生に起きることどんなことでも料理してやる。必ず美味に変えてやる」とか、もう!ぜひドラマ化してほしい!