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今日観た舞台のことを語る

劇団☆新感線『蒼の乱』

星のところに、ネタバレいれてます。

まず、新感線における早乙女太一が、本当に信頼されているんだなあ、と感じて嬉しいです。どんどん担うところが大きくなっている。そしてそれは、彼の高い技術がそうさせている、という…
このたび、コメディもいける、ということが証明されたので、ますます楽しみな存在に。

殺陣の緩急の付け方、動きの滑らかさ、力を抜いた立ち姿の美しさ、そして、声のよさ。

新感線の若手男子は「舞台俳優じゃない人」である事も多いので、早乙女君の発声のよさがとにかく際立ちます。声先の登場シーンにはドキッとしたもの。そして、凄く安心する。

今、「純粋で単純バカの能筋主人公」と、その主人公が起こす行動の「負の側面」をこんな風に見せてくれる人は、松山ケンイチをおいて他にいないと思う。
哀しくて哀しくて哀しくて哀しくて、ただただ、哀しくて、泣きました。

正直、ある地点からある地点までは、転換が一本調子なこともあって「バタバタとしている」印象があったんだけど、見せたい物は、その先にあったのでした。

じゅんさんも森奈さんも、あまみさんもみんな、すてきだったわあ。