ダライ・ラマに関しては似た考えを持っています。
個人的に追加として書きたいのですが、ダライ・ラマに関してもローマ教皇に関しても、ある団体(宗教)のトップであり、そのトップの選び方を含むその団体のシステムの是非を問えるのは基本的にその団体の内部の人間だけの権利であり、外部の人間にはせいぜい団体の構成員に働きかけることしかできないし、それ以上のことをすべきではないと思っています。それ以上は内政干渉のようなものです。
日本の国に今いる人間にしか天皇に象徴されるものが何かを考える・感じ取ることはできないと思っています。
ところでここでダライ・ラマとローマ教皇という「宗教のトップ」について問われたということは重要だと思います。天皇は「神道という宗教のトップ」だという考えがどこかにあるのではないかということです。そしてそれならば、わたしは神道を信仰していませんから個人的にその点からもそういうイメージを強く持ってる人間を自分のいる国の象徴とすることに反発を感じますし、日本が宗教分離をたてまえとするのであれば、その点からも問題と思います。
天皇はいらない! のことを語る