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読了のことを語る

『とりつくしま』東直子
あらすじを読んで、短編なら読みやすいな、と購入。
亡くなった人が、現世のモノにとりついて、のこった人を見守る11篇の物語。
きっと、その時々でお気に入りは変わってくるのだと思います。
私のお気に入りは「トリケラトプス」と「マッサージ」でも、「レンズ」もいい。「青いの」はつらすぎた。
私ならどうする?どうなる?と自問自答をしてみたりして。
きっと、大切な人が、あなたがいなくてもなんとかやっているよ。ということが分かれば本当にいける気がする。そんな作品。
これ、文庫本になったのが、2011年3月15日でした。きっと、“あの日”の前と後ではまた異なった取り方になるのでしょうね。