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読了のことを語る

柴崎友香『その街の今は』
柴崎さんのは読みやすいってわかっていたので一気に二冊借りて、思ってた通りさっさと読んだ。
「智佐は、うれしそうでおいしそうで楽しそうだった。」
っていう一文が妙に気に入りました。
こっちも、写真ていうものにどうして惹かれるのか、
どう愛好しているのか、みたいな主人公の極私的な視点が心地よかった。

ビストロ・パ・パルもそうだし、柴崎さんもそうだし、
津村記久子も佐藤多佳子も・・・女性の書く一人称の文体が好きみたいです。