[輸入先の文法で解釈される言葉] というと、高校で国語の先生が使っていたあれがありました。
「うわぁ、あのひと、セクシかね~」
(「セクシー」を「せくしい」という形容詞と見做した九州弁)
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外来語のことを語る
外来語のことを語る
(承前)
Caco(kako)はよくネタになる話で、なんかテレビでもラジオでも出てきたし、実は何週間か前のレッスンでも出てきた。先生が念のためにその場で、ネット上のイタリア語辞書をググったら、「日本語由来の単語で、そういう単数形はまちがい」って書いてある、と。
言葉おもしろい。
外来語のことを語る
Cachi (kaki)は最後の母音がiだから、ついついイタリア人は複数と考えてしまうのよねー。i で終わる名詞は、イタリア語ではまずふつう複数形だから。外来語は本来、単複で変化ってあんまりしないっぽいけど、柿はけっこう一般的というか馴染みがある果物になっちゃってるらしいから。
イタリア語由来の外来語、日本ではなぜか複数形で成立してるのが多い。一本だけ、一個だけを指さない場合が多いスパゲッティーやニョッキなどはイタリア語でもたいてい複数形で使われるからわかるけど、パニーニはなんで複数形になっちゃったのか謎だそうだ(単数ならpanino)。
同じパスタで…[全文を見る]