論理は構成する命題の全てが真である必要があって、ごく僅かな偽を含めることで結論を歪曲することが出来るが、その見た目は多くの正しい命題によって恰も正しいことのように見える。
しかも、愚直な演繹の結果、想像もつかなかったような結論が導かれ得ることを私達は知っているので、とんでもない結論であっても受け入れてしまいそうになる。これを用いた数学ジョークが「1=2の証明」だが、この場合推論に用いるものが数学分野に限られているので、ある程度の数学的リテラシがあれば比較的容易に偽の命題を見付けることができて、パズル的な面白さもある。
ただ、より要素…[全文を見る]
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