ここが、この問題の面白さであり、また、まずさでもあると思う。
設問の意味を読み取り、「5>1」まで条件を削ぎ落とし、切り替えないこともアクションであると気づくのが、一つの正解。
しかし、我々は人にまつわるあれやこれやを現実的には削ぎ落とせない。いや削ぎ落としては「ならない」。「5>1」、そんな賢さはいらない。
この問題に答えが出せないことこそが「人として」は正解であるのだ。
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トロッコ問題のことを語る
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現実的には「人の命は計量できない」が、このようにその他の条件を「削ぎ落とし」た問題では『人の命は計量できる』。
「5人は1人より重い」。
その残酷な計算を自らのアクションに結び付けれるか、と言うことだと思う。
すなわち、この「非」現実的な(大事なことなので二回言います)この「非現実的な」設問では、「ポイントを切り替える」が絶対の正解となる。なぜならば、切り替えないこともアクションであり「5>1」しか条件がないからである。
だがむしろ「様々な物事」の絡む現実では「削ぎ落とされた5>1」に身を委ねることはむしろ問題であると言える。
我々の生きている現実では、この設問では削ぎ落とされた様々な物事の方が重い意味を持つからである。
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人の命は計量できないとすれば「五人が一人より重い」とも言えないだろう。
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トロッコにも大小いろんなものがあるわけだけど板に車輪がついただけのようなものならまず自分がタスケテーと言いたい状況だよね
人にぶつかったら自分も吹っ飛ぶかもしれないね。
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あー 意図がわからなくもないけどね…。
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脱線させると言ってるけど車両の前と後を違う方向にしないといけないから
最低でも自分が被害をうける可能性は否定できない
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5人のいる場所と1人のいる場所はどちらがポイントから遠いのかとか、それぞれの場所までは直線なのかとか、線路脇に退避する場所はあるのかとか、
そういうことから判断する余地なくしていきなり二者択一をつきつける時点でおそろしくファンタジーというか。
どちらが正しいかという問題ではなく、どちらに決めて理由づけするかという問題だから
答を選ぶこと自体には意味はないんだと思う。
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ところでその作業員は線路で寝てるの?
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ロックマンX ならトロッコに乗ればたいていの敵は蹴散らせるので心配無用
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Aボタンでスピンジャンプしてトロッコを破壊する
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ぎりぎりまで待って自分のタイミングで切り替え
どっちにいくかは運
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難しいですな、「5人を見殺しにする・1人に理不尽な死を与えない」か「5人を救う・1人を殺すアクションをする」か。
本線・引込線と言う区別をなくせば自分は「切り替える」を選択したいと思います。
理由は「見殺し」も「アクション」であると思うからですが、実際に急に直面すればパニクって固まってしまいそうです。
それと、問題的には反則ですが、結果として切り替わりきらずにポイントで脱線してくれることを期待するかも知れません。
/トロッコ問題