「ピカソより普通にラッセンが好き」の芸人・永野のYouTubeが面白い。永野はオルタナティヴ・ロックが大好きで、とても熱く語る人だったのだ。ぼくはラッセンより普通にピカソが好きな人なんですが、音楽でも、その絶妙な王道と実験的作品への評価の当たり具合とハズれ具合が錯綜していて、「自分との意見の違い」が面白い。そして、10曲中8曲は好みが違うんだけれど、ごく稀に好みが一致していると、すごく嬉しいのだった。芸人・永野とは、このような「意見の違い」を楽しませる天才なんだなあと感心した。
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NHKで好きな番組トップ5を選ぶと、「新日本風土紀」と「さわやか自然百景」は、「映像の世紀〜バタフライ・エフェクト〜」「魔改造の夜」「ドキュメント72時間」といった超大作と並ぶか、場合によったら1、2位で好きだ。特に、「新日本風土記」の手書きの題字は変えないでほしい。あとNHKラジオ第一放送の「ひるのいこい」や「ラジオ深夜便」の本編、ワールドレポートのテーマ曲も変えないでほしいなあ。
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スタッフが運転するトラクターに、父親のiPhoneが轢かれたので、iPhone16を買ってプレゼントした。ぼくは普段ドケチで、借金もローンもゼロなので、iPhoneくらいなら値段を見ずに買える。Appleなめんなよ!とまるで歯磨き粉のように、親父にiPhone最新機種を買ってあげられた自分が誇らしかった。ちなみに、ぼくはバッテリーを変えたばかりなので、あと2、3年コロナ給付金で買ったiPhoneを愛用する予定だ。ぼくはAppleに、ぼく自身のためにお金を使う気が全くしないのである。
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木曜日から眠りに眠った。年を重ねるごとに眠ることにも体力がいると感じるようになっていたのですが、疲れていると、睡眠による回復力が疲れを上回らないので、疲労が蓄積して、どんどん睡眠時間も回復力も下がる悪循環に陥るんだなと気づいた。
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土曜日から頑張っていた仕事が昨日の夕方にようやく終わって、かつぼくはお客さんの話を聞きつつ、話すことが仕事なので、終わったら、歯がガクガク震えるほど疲れ切っていた。この夏は、ずっとこんな感じで、誰もいない場所で、カヌーに乗って自然に触れたりして、孤独や祖母の死、親しかった人たちの不在を耐えた。驚くほど、記憶が断片的で、ストーリーも、色もなかった。すべてのことが大きな網目から溢れていった9ヶ月だったような気もする。仕事がひと段落したので、すこし雑用を片づけて、2、3日どこかへ旅に出ようかな。
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あまりに忙しすぎて、ふと今日が9月の何日かが本当に分からなくてなっていて、一瞬焦った。昨日18日が満月で、一昨日17日が十五夜だったのだ。なるほど、一昨日が15夜(15日)だと勘違いして、2日後の今日は17日なのだと勘違いしていたのだった。新月と満月の日には、大まかな予定と願いごとを書くくらいスピリチャルに生きてるけれど、日本の月の読み方は本当にややこしい!
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今年はヘルメットにアクションカメラをつけて、川下りの旅を記録する予定だったんだけれども、あまりに本流に出るリスクが高いので来年に持ち越すことにした。たぶん、ぼくのパックラフトは横幅がかなり狭い上に、座高が高くて安定性がない。結果、湖すら漕ぐのが怖い。あと全長が長いで、上流部でも船尾に流れを受けやすくて、急旋回が難しい。そんなわけで、秋冬は来年の研究と貯金の機会にしたいと思う。
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ふとニュースを見ていて、降水確率という日本語は、英語ではchance of rainというのを知った。調べると、chanceには「可能性」という意味があるのだ。一瞬モヤっとしたのは、日本では「雨が降ること」はネガティブなイメージがあるのに対して、「chance」にはポジティブなイメージがある言葉だからだろう。chanceは好機や機会として用いられることも多いが、もともとはもっとフラットな見込みや可能性について用いられた言葉なのかもしれないとちょっと思った(ちなみにwisdomで調べると、むちゃくちゃ沢山のイディオムや用例が出てきて、味わい深いと思いました)。
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「オッサンになると、筋肉疲労は翌々日にやってくるんだ」と身を持って体感。12Kgの荷物を背負って崖を登り降りする、流速8〜10km/hの激流を必死で漕ぐ、流されて必死で再乗船する、流速8〜10kmの流れを受けつつ5kgのパックラフトを担いで帰ってくる。その全部が非日常的な動きなので、全身疲労がハンパない。もっと日常的にトレーニングをしないといけないなあと思ったのでした。
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台風が過ぎ去ってから5日。今日は一年で最高の川下り日和だと考えて、いつもの川へ行った。予想は当たっていて、恐ろしく澄んだ水が流れていた。増水量50cm。これなら川底に引っかかることなく、本流まで下っていける。と、岸を蹴って、30秒後。荒々しい波に舟ごとふっ飛ばされた。流されつつ、フネにしがみつき、何とか再乗船した。いつもなら静水域で寝転がったり、舟の漕行性能を試したり、ダラダラ下るんだけど、必死で流れを読んでゴールまで漕いだ。また、いつもは下った川を半分近く逆槽して戻るんだけど、舟を担いでスタート地点まで戻った。何度となく漕いできた川だけれど、まるで別の川のようだった。そもそもスタート地点の川原も1.5mくらい高い台地になっていたのだった。というわけで、今日も川の怖さを知るいい機会になった。本流に乗って河口まで行くには、かなりのレベルアップが必要なのだ。
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久しぶりに、夜なべをして、仕事が完了。で、一昨日、鈴木英人さんの話をしてて、ついでに大瀧詠一のジャケの永井博さんの作品を見てたら、より抽象度が高くて、すげーなと思った。でも、こういう抽象と具体の中間にある画家でぼくが一番好きなのは、やはりエドワード・ホッパーではないかと改めて思った。エドワード・ホッパーの作品で描かれている人々はみんな何か虚空のようなものを眺めている気がする。町の灯りも、太陽の光も、みんな寂しげで哀愁が漂っている。場所はアメリカだけれど、どこかでそこらへんの近所で見たことがある何かについて描かれた絵がぼくは好きなんだよなあと思ったのでした。おやすみなさい。
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そば屋の行列で並んでいたら、山下達郎の『FOR YOU(1981年の作品)』のTシャツを着たおっさんがいて、「そういえば、このシティポップなイラストを描いてる人って誰なんだろう?」と思って調べたら、鈴木英人という方だった(大瀧詠一さんのアルバムジャケットのイラストは永井博さんという方だ)。「ニューステーション」のオープニングや英語の参考書など、ぼくが子どもの頃は、この鈴木英人さんの作品もしくはそのインスパイアで溢れていた気がする。当時としては時代の先端を行く作品だったんだろうけれども、ぼくはあのシティポップっぽい絵を見ると、すごく懐かしい気分になる。
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新しい車を買ってから、コーティングをかけているのもあるけれど、週に一、二回手で車を洗うようになった。営業車として使用しているのもあるけれど、すこしでも窓ガラスに埃がついているのが嫌なのだ。かくして21時くらいに家に戻ってきてから、車をピカピカに洗って磨いた。ぼくは人生で一度も車を手で磨いたことがない人だったけれども、頭を空っぽにするにはちょうどいい時間なのだ(なので、思いついた時に洗うのだ)。
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たぶん探せばあるナタと工具箱、食料品以外の災害用品は買い揃えた。使用していないバックパックには絶対にいるものを入れて、大型の車載プラケースには電気類や空気式マットやトイレ関係、米・乾麺・調味料などの食料品を整理していれておこう。ずっとやるやる詐欺でやらないので、日曜日に徹底してやります。
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コーヒーセットと小さなストーブだけ持って、近くの川へ行った。暑かったので、短パンのまま川にドボンとつかって、クールダウンした。冷たく澄んだ湧き水を汲んできて、ガスストーブでお湯を沸かしてドリップコーヒーをつくる。1週間に1度だけでも、こうやって自然の中に身をおいてボンヤリする時間は大切だなと感じた。こういうものがいつも近くにあるのに、ぼくは日々、いったい何に追われて、何をしてるんだろうなと思う。
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万年筆のカートリッジが切れたので、久しぶりに田舎町の本屋さんへ行った。この田舎町の本屋さんは、学校や会社への事務用品の販売が強く、大型書店が潰れるご時世でも何とか持っているのだった。一方で、書棚をみると、「文化の灯火を守ろう」という気概が伝わってきた。そんな感じで、OALDなども大型書店で見たら、こういう町の本屋さんで注文するのがいいなと思った。本もAmazonで買うのはしばらくやめようと思った。何でもオンラインで済ませるのは貧しいし、こと心や文化を伝えるのにはアナログまたはリアルのほうがこの時代は強いのではないかと感じるところがあった。あと新潮社が「夏の100冊キャンペーン」をやっていたり、中高生向けの読書課題本が並んでいたりして、いいなと思った。2、3000円あれば、心豊かになれる場所が身近にあるのだった。こういう場所はなくしてはいけないのだ。
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久しぶりに朝イチで床屋へ行った。スケジュール的にそこしか空きがなかったのだった。長い髪を切ると、カヌーで日焼けしまくっている黒い肌があらわになって、リモート会議で白いワイシャツを着ている自分の姿に苦笑いするしかなかった。今のぼくはどう見ても毎週末海に行っているサーファーにしか見えないのだ。
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今日は東京出張のはずが、東海道新幹線の運行停止の影響で、早々に延期になってしまった。でも、色々と事前に知って整理しておくべき問題点を把握できるよい機会になった。そのまま商談していたら、確実に終わっていたと思うので、人生は塞翁が馬だよなあと思う。ちなみに、まだ東海道新幹線は動いていない。
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明日、出張に行くので、グレゴリーの「スカラー」というバッグを出してきた。ぼくは同社の20Lのビジネスリュックサックも持っているんだけれど、荷物の出し入れがしにくいので、出張はスカラー一択である。何よりも「学者が遠方での一泊での学会に行くこと」をコンセプトに開発されたというストーリーが知的で好きだ。リュックにもなるし、手で持っていても、後ろに物語があると、自信にもなる。そんなわけで、行ってきます!
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いろいろ煮詰まっていたので、思い切ってカヤックをし行った。すこし増水気味かつ日が当たると、川から霧が出るようなベストコンディションで2km下った。細く流れが強い瀬で沈をしたけれど、むしろ爽快だった。増水してるので、風のように漕げた。色々と満足。さて仕事の勉強をしよう!
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