/母

ペケポンを観ていて、瞬時に池松壮亮君にロックオン。
母「この子は誰？」
池松壮亮と言って、最近活躍していて、「ライオンキング」のシンバ役でデビューしたんだよと説明。少ししてから思い出して、確か福岡の子だよと伝えると
母「池松っていうから、そうだと思った。友達のお嬢さんの嫁ぎ先が池松さんっていうの。」
え！？もしかして手繰りに手繰れば母の知り合いになるの？池松君は！！と一瞬浮き足立ちましたが、だからどうなるものでもないと、すぐに着地しました。

大晦日の夜から元日にかけて、
渋谷のスクランブル交差点で警察100名体制で
通行を規制するというニュースをテレビで見ている。
母「へぇー。都会はそんなに明治神宮にお参りに行く人がいるんやなぁ」
オカンの世界はえらく平和ですね…。

妹からもらった、扉を開けると喋る冷蔵庫のマスコットのセリフをメモっている。
マ「つかれたやろー。」
母「うん、疲れた疲れた。」
会話もしている。

来るなり、おこたをのぞいて「ごまふくちゃーん」

柚子をくれたお礼におかずをお裾分けしたら、お礼をLINEで送ってきた。

｢たくさん届けてくださってありがとう。
でも蕪の煮物とブロッコリーは臭くなっていて食べられませんでした。
早めに食べて、余ったらすぐ冷凍するといいですよ。
食材を捨てるのはもったいないですから。｣

そのブロッコリーは干しエビと鶏皮の柚子酢あえで、蕪と鶏肉の煮物は柚子酢で甘酸っぱく仕上げた出来立てでございます。
独り占めしたいくらい美味しく出来たのを、強く自制して差し上げたものでございます。

政治討論系の番組のことで「話の腰を折る」と言いたかったところを「腰の骨を折る」と言うなど絶好調です。
何でもない日常が突然ドラマチックになる感じの言い間違い。

未だナイツの二人が出てくるたびに「0655の人？」と聞いて来ます。
そろそろ漫才の人と覚えてあげて下さい。

空港にて
「あら、あなた荷物預けるの？私はいいわ」
おまえっ、そのボストンバッグとか布団が入りそうなでっかい○まむらのビニール袋とかも持ち込む気か？ハンドバッグもってるだろ

手荷物は一人一点三辺合計100センチまでという注意書が目に入らないのか？

実母

知らない道を探索するのがすき。
首都圏で不動産業を20年以上こなしてきて健脚。

「でももうこっち（福岡市周辺）には知らない道がないの。
　ちょっと入っていくとすぐ知ってるところに出ちゃうし」

Googleカーか。

入院先でも看護士さん達が口をそろえて
「A-chiさんて、お母さんにそっくりですねー。」

・・・ええもう入館証無くても顔パスでしたとも。

でも小学生の私の記憶が正しければ、伯父のときホテル葬だったような。
現役だったし。

お線香NGで全て献花だった気がする。

電話。
母「家族葬ってどこでしたの？お寺？」

発想が私と同じ…。葬儀をするのはお寺、町内会のホール、なんなら自宅。

私「ううん。セレモニーホールみたいなところ。」
母「？」

「今日は一日何もしなかった。歩数も448歩！」とメールしたら
「おとなげないですが張り合って、1972歩」
と返事がきました。

夕食をつくりながら歌をうたっていた母。
「♪わたしの～お墓の前に～立たないでください～」
感動的な歌かと思ったら、随分と世知辛い歌ですね。
気持ち良さそうに歌ってますけど。

先日のこと。
ご詠歌の大会に出かけたお寺さんから坐蒲を買って帰ってきた。
「ずっとほしかったの！」
ご詠歌行って、ただお茶飲んで、ただお菓子食べて、思う様しゃべり倒して帰ってきているだけに見えて、心の奥底には信仰心がしみしみと降り積もっていたのかなぁと思っていたら
「今、使っている尻助、固くて痛いんだもの。これ、ちょうどいいわぁ。」
二代目尻助かぁ。

実母

料理は本当に上手。久しぶりに手料理を食べたら
「自分が日頃作ったり食べたりしているあれはなんなんだろう」
と思えてきて台所に立つ気が失せた。

実母宅で菊池寛の「奉行と人相学」の話をしていた。

「最近テレビでやってるじゃない、鳥栖で何人も殺した夫婦の話」
この時点で、入っていた炬燵の膝もとに何か這いよってくる気配があった。

「あの事件の奥さんだってすごくきれいな人でしょう、びっくりよね」
「そうなんだ？」
「でも、驚いたのはあれが映画とそっくりだったことよ」
「それ、ペットショップの夫婦が主人公の映画？」
「そう、そう！あれとそっくりだって・・・」

園子温の精神的ブラクラ映画やん。

「ちょっと待って、どこで観たの」
「え？」
「あれ普通に借りてくる映画じゃないし、偶然目にする…[全文を見る]

昨夜錦織圭くんの試合を見ながら第三セットに突然
「これはサーブ権がない方にも点が入るのねえ」
わたし「！？いや、だからゲームごとに交互にサービスするんであって…そうじゃないとブレークとかまず成立しないでしょ」
母(聞いてない)「前はサーブ権がないと点が入らないルールあったじゃない～ややこしいわテニスじゃないけど」
わ「うん、それはバレーボールだね、しかもかなり昔だよルールかわったの」
は「まぎらわしいわぁルールかわるし競技ごとにルール違うのねぇ」
それは当たり前、っていうかそんなこといったら毎年ルールかわるフィギュアスケートはどうなんだとか卓球を例にだそうかと思ったけどテニスのルール説明すんのにテーブルテニスもちだすのも本末転倒かと思ってやめといたけど一緒にずっとATP錦織圭の試合みていて3試合めの第三セットにいうことがそれか

母「ただいまー。」
mui「銀座に行ったの？ツリーあった？」
母「うん、ミキモトにあったわよ。隣のヤマハ楽器でマッサン(の曲)が流れてたわ。またマッサン(笑)」
m「え、ヤマハじゃないんじゃ？」
母「えー、ヤマハよぅ。それでね、お父さんがお汁粉食べたいっていうから若松に行ったの。やっばりみはしより高いわねぇ。」

母さん、ヤマハじゃなくて、山野楽器ですよ(￣▽￣)

テレビに出ていた俳優さんを見ながら。
母「へー！この人鳥取県出身やったんやなぁ。
　けけけのぎたろう のとこや！」
境港市かどうかは定かじゃないですが、そのようですね。
なんだかちょっと濁点の位置だけ違うようですが。