「布施明声量検証チャンネル」というのがあるくらい「声量のすごさ」がネタになっている布施明さんですが、代表曲のオリジナル版を聴いたことがなかった。近年ではお決まりでしょうというようなコテコテなオーケストラバンドなのですが、1979年時点では何気に和製スティービー・ワンダーっぽい感じでカッコよかった。ぼくは荒井由実さんのバック演奏(ティンパンアレーが担当)が大好きなんですが、そんな感じだった。ギターの音が一本入るだけで、こんなに印象が変わるんだなあ!オススメです。

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コトリンゴさんの『雨の箱庭』のライブ版がとてもいい。今や引っ張りだこのストリングスアレンジャー、徳澤青弦さんのカルテットとの共演。超豪華で聴き飽きない。もともと徳澤青弦さんはくるりの岸田繁さんと一緒に、フルオーケストラで、オリジナルラブの「接吻」やUAの「悲しみジョニー」などを編曲して、出演者に歌わせてしまうという仕事をされていて、あまりの才能に震えたのですが、コトリンゴさんとの付き合いはさらに長かったようで合点が行った(コトリンゴさんのストリングスアレンジは圧巻で、世界的にも評価されてる)。さらに、徳澤さんはもともと伝説的にオーケストレーションが美しいバンド、anonymassの人だったというと、全部が繋がる気がします。
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美空ひばりとか江利チエミさんのジャズを聴くと、1950年台の日本はものすごくアメリカ直輸入な感じの文化だったんだよなと思う。さらにそこに、ルンバやサンバのリズムや楽器が入ったり、いかにも日本的な節回しが入るので、なんか不思議な国の音楽に聴こえる。ビートルズ登場前の日本の音楽はそれでそれで魅力的だったのだと思う。ある時代まで、歌謡曲は時代の最先端の流行を取り入れたものだったと昔何かで読んだことがあるけれど、本当にそうだったんだなーと。

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守屋浩さんの「有難や節」のメロディも声も、あまりに祖父が口ずさんでいた感じに似ていたので、この曲の出自が知りたくなってしまった。1960年の曲なんだな。もちろん、産まれていないけれども、何となく世の中の雰囲気が分かる!と思う(三輪バスとかが走っていた時代だ)。ちなみに、この「有難や節」とは、土佐で歌われていた「鰹(かつお)屋節」と同じ系譜ではなかろうか。そして、この文章には真っ赤な嘘が一つ含まれているのであった。かつお〜や〜、かつお〜やー。

https://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000154117
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大好きな曲は一杯あるんですが、パット・メセニーに限って言えば、『Travels』という2枚組アルバムの最後に入っている「San Lorenzo」が一番美しいと思う。ジョン・コルトレーンやビル・エヴァンズを聴いて、「ジャズ、カッコいいな」とジャズにかぶれていた学生時代に、この曲は衝撃的だった。ダサいのだ。ただどんな曲よりも情熱や想いに溢れていた。そして、ライル・メイズのピアノが神がかったように美しかった。発表当時の70年代後半に学生だった人も「この曲が新しいジャズの始まりを感じさせるものだったし、当時のEMCレーベルは最高だった」と書いてて、激しく同意する。この人たちは演奏時には24歳だったことに、すごく驚く。ただ、そのくらいの歳にしか奏でられない真摯な演奏というのがあるんだろうなと思う。RIP、ライル・メイズ。ぼくの人生の半分くらいは、あなたたちの音楽とともにありました。

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ふと流れてきたコトリンゴさんの曲に魂を救われる。この人の音楽は、本当に雨の日に合う。クラシックホールでライブも聴いたことがあるんですが、ピアノ一台でいい映画を観てるようなスゴイものでした。雨の日には、雨の日に合った過ごし方があるのだ。

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羊文学「ハイウェイ」
やっぱりこのバンドはドラムスがカッコよすぎる。こんなに魂に響いてくるドラムスは、コーネリアスのあらきゆうこさんや、くるりの元メンバー・森信行さん、クラムボンの伊藤大介さんくらいしか思いつかない。しかも、このドラムスの人はインタビューとかでも、めっちゃドラムスについて語っていて、羊文学のリズムは確信犯的に上手くて聴かせるものだと思う。

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羊文学「人間だった」
楽曲、演奏、アートワーク。全てにおいて完璧なバンドと出会いました。90年代後半〜2000年代前半のオルタナティブロック好きには、本当に待ちに待っていた本命の邦楽ロックバンドの登場だと感じます。「ハイウェイ」「ロマンス」という曲もめちゃくちゃいい!やっぱりギターはこういう音じゃなきゃいけない!また何気にこのバンドはドラムスが真剣にカッコイイんじゃないかとも思っています。

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人生初のBluetoothワイヤレスイヤホンが快適過ぎた。これはもう有線イヤホンに戻れないと思います。

視聴はロシアの文豪レフ・トルストイのひ孫の娘で、スウェディッシュ・ジャズシンガーのヴィクトリア・トルストイさんのアルバムでしました。
https://www.youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_lg4fUw_PgCu6NO6WRxhsMsNBK5N8wASJ4
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ポストクラシカルの音源を探してたら、久石譲さんのピアノ演奏動画を発見。これだけ高名な作曲家にも関わらず、演奏しているところは一度も観たことがない人がいただろうか。さすが巨匠という弾きっぷりでした。カッコイイ。ぼくのポストクラシカル趣味だけでなく、世界中の現代音楽家が久石さんのミニマルだけれど、雄弁な楽曲の美しさや気持ちよさに、少なからず影響を受けているのではないかと思ったりします。

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熱くなって語ると、三浦透子さんは最新作の2ndも素晴らしいのですが、ポストクラシカルや管弦楽器編成が、大好きなぼくには90年代楽曲をリアレンジした1stアルバムが神な出来でした。特に、槇原敬之の「遠く遠く」、エレファントカシマシの「はじまりは今」、ユーミンの「Hello, my friend」がグッときました。この人の声とか楽曲アレンジが、ぼくにとってはわりと「今」という感じです!本当にこれは長く聴けるいいアルバムだと思いますよ。
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三浦透子さんの最新アルバムが、ものすごくいい。サニーデイサービスの曽我部恵一さん作曲の「ブルーハワイ」の完璧にOASISだろ!というギターリフと「海辺までかき氷を食べに行こう」という歌詞の世界観がたまらない。赤い公園の津野さんの作曲の「FISHANDCHIPS」もサイコー!久しぶりに好きな邦楽アーティストを発見した気がする。
「ブルーハワイ」

「FISHANDCHIPS」

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昨日ここにケンウッドさんがあげていて、どハマりしてるトム・ミッシュ。むちゃくちゃカッコいいー!ゴキゲン!
この人の「Lost In Paris」という曲は、よく聴くと、オードリーのANNのCM間のフィラー(全国で時間を合わせるための間奏BGM)にも使われているもので、リトルトゥースの方は大歓喜です!


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Pat Metheny - Flower for Emmett till
時々この曲が無性に聴きたくなる。Pat Methenyさんのがなくて、残念なのですが、短い曲の中に色んな感情が表現されていて、すごく好きな曲です。

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勉強に行き詰まるたびに、5分ぐらいギターをかき鳴らしてるんですが、ハンバートハンバートの「永遠の夕日」がものすごくいい。この曲は、もう歌詞が本当に感動的なのですが(初老の人の恋の歌です)、ギターで弾くとコードの響きと流れがひたすら美しい。特に根音の動きにうっとりします。基本アコギでジャカジャカ弾く曲は演奏しないのですが、ハンバートハンバートだけは例外です。

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2000年代に、ルーシー・シュワルツさんという若干18歳の天才シンガーソングライターがいたのですが、ここ10年くらいぱっとした曲がなかったというか、活動自体が止まっていたのですが、今日新作を聴いたらゾワっとくる名曲でした。この人の曲はシンプルなんだけれども、マジカルかつ中毒性の高いフレーズがあって好きです。「町を出て、雲が南へ流れるのを眺めよう」という歌詞も素晴らしくいい。この春はこの曲を聴いて、頑張ろうと思います。
https://lucyschwartz.bandcamp.com/track/look-out-your-window
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ニュースを見て、欅坂48から脱退するセンターの女の子が若すぎるのにビックリする。アイドルには全く興味がないのですが、このグループだけは異質でいいなあと思っていた。よくよく考えると、昔と比べると、世の中全体から社会や時代に異議を唱えたり、煩悶している歌が少なくなってる気がする。世の中に疑問を持っていたり、斜に構えていると、即追放されてしまう時代なんだと思う。なので、ぼくらは、それぞれの世界で、仲間に向けて、日常やファンタジーを朗らかに歌うしかないのだ。ちなみに、ぼくはコンビニで「二人セゾン」を聴いた時に、本当に久しぶりに「ポップス」にキュンとしたのでした。儚い、危ういから、美しいと感じるものが世の中にはあるのだ。

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知らない間に、Coldplayが新譜を出していたのですが、祝祭感あるDTMな前作とは打って変わって、オリエンタルな匂いのするあっさりとしたバンド作品でびっくりする。でも何やろ、「50年に一度のロックバンド」とか評されてたりした10年前とか、よく分からない多幸感DTMで世界的に人気だったここ数年よりも、「ホンマにこの人らはええバンドなんやな」感が強い。ぼくの中のベストは『ゴーストストリーズ』か『プロスペクツ・マーチ』なのですが、地味なアルバムほど、Coldplayは味わい深い曲が多いよなあと感じています。素晴らしい。Coldplay大好きです。

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今年の冬の音楽。Petros Klampanisのアルバム「chroma」。
この美しくも、落ち着く響きは、どこのものだろうと調べたら、ギリシャのものだった。ベイルートが分かりやすいけれども、ギリシャ、バルカン半島あたりには素敵な音色が転がっているんだなあと思う。とても乾いた、冷たく、でも情熱的な音楽。一聴して虜になりました。アルバムもいいですよー!

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