/人生がときめく片付けの魔法

読みかけ。
読むよ！スターぽちぽちは出来てないけど読むよ！

お別れする写真、アルバム、それを入れていた段ボールのみなさん。ありがとう、さようなら。

ずっと持っていたけどよく考えたらときめかないのでお別れしたモノの一部

・もう何年も出番がない布団乾燥機
・飲み込むと窒息して死ぬんじゃないかという巨大な輸入品サプリメント
・ヤカンで煮出さないといけないお茶
・砂糖を大量に必要とするチャイのティーパック
・風味も何も飛びきっているお茶
・美味しくない焼き肉のタレ
・お菓子のデコレーション用のカラフルできらきらしてもの各種
・固いメレンゲを作るために二度使ったクリームオブターター
・未開封のまま期限切れを過ぎて5年経ったマロンクリーム
・ぺたんこで履くと足が痛む草履
・とてもすてきだったレイ…[全文を見る]

モノを、目の敵みたいに捨てちゃいけないし、喪失感や感傷や執着心を、過剰な合理化でこころに蓋して無視してもいけないと思った。
買うときの楽しさや期待感だけじゃなく、捨てるときの辛さも味わっていくことが、モノを選んでたいせつにする姿勢を育てていくのだと思う。

中間報告　
　二人暮らし　2LDK　押し入れ天袋つき一間　クローゼット半間

・短期に一気に完璧に片付ける
　　ときめき取捨選択完了までおよそ10日

・出たゴミの総数　※日常のゴミ含む
　　燃えるゴミ　40L　6袋
　　燃えないゴミ　40L　5袋
　　リサイクル衣類　60L　2袋
　　粗大ゴミ　テレビ、アイロン台、その他板など
　　紙ゴミ　クロネコ段ボール役箱3箱めいっぱい
　　不要になったもの　3段カラーボックス3個、2段1個、小本棚1個

本を読んで実際に手をつけてからおよそ10日間、変なバイトと家事は二の次にしてカラオケオフにはちゃっかり出つつ、脇目もふらず片…[全文を見る]

＜今日の反省と感想＞
・アルバムを整理しながら自分の容姿の変化を見て、同じ顔でいられないんだから同じ服が似合い続けるわけがないなと思った。こういうことを考えると「10年着られる服」「一生モノの着物」は、結果的にそうなる場合もあるけれどあらかじめ計画しても往々にして上手くいかないことが多々あることに納得がいった。
・幸せな思い出は軽やかで写っている人たちの今の幸福を願わずにはいられない。でもそこに戻りたいとも思わない。不幸せな思い出は重苦しくて後悔が残るせいか執着心がものすごい。こんなに思い過去を引きずって生きていたのか。これじゃ前…[全文を見る]

すべての写真の取捨選択を完了し、先ほど6歳の誕生日に母と父が合作してくれた人形を中心にぬいぐるみらの葬儀をしめやかに執り行った。泣いて泣いてあんまり泣くので見かねたもちおが「洗ってあげてきれいにしたらまた一緒に暮らせるんじゃない？」と言うので試しに洗ってみたら生地が破けてすっかり人形としてもお終いになった。モノの寿命について深く考えさせられた。

明日からは「すべてのモノの置き場を決める」に入ります。

「懐かしき思い出の日々！ うむ、いいだろう。でもここまで苦労して持つほどのものかね？」という気がしてきた。

もちおが回収すると言い出さないうちに中身が見えないように片付ける。昨日は最終的に100枚以上回収していたと思う。

選び終わった。順序がわからなくなったなう。

左側が残すもの。真ん中は未整理のもの。右側は大判の残すもの。

アルバムの台紙からこれまで持っていた写真の枚数を計算してみました。ざっと1800枚あった模様。この10年ほぼデジタルデータばかりで現像していないのになんということでしょう。

その場が片付く収納の魔法で決定を先伸ばしにしながら断続的に取り組むこと三日目。今日で写真の取捨選択が終えられるのではないかなと思います。
埃のせいか鼻水がノンストップで苦しいです。泣いてなんかないわ。

もちおは自分の衣類の他に、家庭内のパソコン関連グッズケースのときめき探しをした。

「それで結局どのくらい残ったの？」
「三分の一くらいじゃな」
「何が残った？」
「ケーブルとフロッピーディスクと95と98のディスク」
「え、フロッピーいらなくない？」
「ドライブあるのにディスクがないのは変じゃろ」
「ドライブ？」
「USBのフロッピーディスクドライブがあるぃや」
「それ取っておいたの」
「ときめくぃや！」
「XPとvistaのCDは？」
「あれはあそこに入ってなかった。俺の個人用の引き出しにある」
「じゃあ元から要らない物しか入ってなかったのか」
「ときめくそっちゃ！」
「ケースの中に入れたまま選んでないよね？ ちゃんと逆さにして外に出してから選んだんだよね？」
「…いや、入れたままやった」

これは逆さに開けたら色々変動が起きそうだ。

この度当家を去っていただくことになったみなさん。
今夜これから義弟の面接を受けに出掛けていきます。
いままでありがとう。ラノベを収納するお仕事の合格を願っています。

一方妻は自分の過去から目をそらして兄の写真整理を始めた。

夫が全力で廃品回収を開催している。

破ったビニールはめちゃくちゃに突っ込まないできちんと畳めばかさ張らずに済む。

と半分以上めちゃくちゃに突っ込んでから気づいた。

ビニールが一気に取れるタイプ。写真と写真の間を糊で仕切っているタイプはビニールがうまく剥がれないので燃えるゴミに。なんだかもったいない。

アルバムを解体して分別。人力シュレッダー業など紙関係は手のダメージが大きいという教訓を活かし、今日は軍手とオロナインと天使の美肌水でかっさかさハンドを回避するよ！

40リットルのゴミ袋5つ分の人生をともにしてきた不燃物。この他に粗大ゴミとしてテレビとアイロン台と電動アシストの自転車がある。
ビデオデッキとDVDデッキ、フィルムのカメラなども出すならいまなんだけど、現役で使ってくれる人がいないかどうかハードオフにあたってみるつもり。