『子の無い人生』酒井順子
このタイトル!思わず手に取ってしまった。
なんとなく触れがたいテーマを取り上げるなんて感心。
「はじめに」の「二人以上の子を持って初めて、結婚は完成したと見なされるらしいのです」という一文にはガツンときた。やっぱりそうなんだよね。
この「やっぱりそうなんだ」がいくつもあって、もちろん腑に落ちないところもあったけど、すいすい読めました。
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「まぶた」小川洋子
短編集なのですが、全体を通して不思議な雰囲気。
SFというほどではないにしろ、自分の身には起こりえない、でももしかしたら・・・というぞくっとするようなリアリティを感じる文章でした。
あと、堀江敏幸さんの解説にあった「あるひとにとっての不在がべつの人間にとっては貴重な再生への契機になる」という言葉にグッときました。
何かに気がついて行動すれば、まだ間に合うかもしれない、そんな気持ちにさせてくれる一冊。
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あ、そういえば新刊出てるんだった…と手に取ったらダメだった。予想外の内容に思わず涙が出そうになって、たまらなくなったので買ってしまいました。
で、帰って改めて読んだらボロボロでした。
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いとうせいこう、奥泉光、渡部直己 『小説の聖典(バイブル) 漫談で読む文学入門 』
いとうせいこうと奥泉光がやっている文学漫談を収録したもので、とても楽しい一冊。小説にまつわるいろいろが大体おさまっているし、両氏の作家としての生々しい話も読めます。渡部直己のふざけた注もちょっと懐かしい感じで良いです。10 年くらい前に出た本を文庫化したものなので、ああ、いとうせいこうはこの悩みを今やのりこえているなあとか、そういった部分もあって複雑な読み応えがあります。
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春日武彦『鬱屈精神科医、占いにすがる』
おもしろかった……! 自己嫌悪はいい暇つぶしであるがゆえに癖になる。繰り返しやってくる鬱屈を自分自身で突き放しつつ、その不幸を混ぜっ返すために占いにすがる。そうかあ。この「占い」に相当する部分に日頃、自分は何を用いているのかなあ。
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機動戦士 ガンダムさん 14の巻
赤坂の達磨 公家武者 松平信平 13
ガンダムだらけの月刊漫画誌が15年も続くとは
発刊の時には思いもしませんでした。
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おもしろかった! 野枝萌え! ずどん!
https://www.iwanami.co.jp/moreinfo/0022310/top.html
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『火花』又吉直樹
又吉さんはエッセイを読んだことがあるから、言葉の使い方が丁寧というか、描写が美しいのはわかっていて、この小説でもそうだった。
私が普段、わかっているからと敢えてアウトプットしないことを、真っ正面から書いている。実はそれはとても表現しづらくて、わかってもらえるように書くのは大変に難しい。だから、文章を読むと、何かを確認するみたいで良かった。
芥川賞を受賞した作品を読むのは、これが初めてじゃないかしら。難しそうな印象だったけど、そこまでじゃなかったかな。易しくはないけど。
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従妹に出産祝いに、『ちいさなあなたへ』
喜んでくれるといいけど……こういう本って、プレゼントされると押しつけみたいに感じるかなぁ。
でもメッセージカード付きで、いかにもプレゼント用!ってかんじで、二人目は女の子だったから、いいかなぁと思ったのです。言い訳( ノД`)…
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『チャイルド44』トム・ロブ・スミス
上巻は1週間かかったのに、下巻は一日で読めた。
脚本家だったというの、納得する。ナージャが帰宅途中の父親に会うとこの描写とか、すごく映画的。
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詩集 夏の森 銀色夏生 角川文庫
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「フロンターレあるある2」読み終わった。ものの30分で読み終わってしまった(面白かったけど!)1に比べるとなかなかしっかりとした内容でした。
私もケンゴ以外の選手はフロンターレ初年度知ってるくらいのファン暦はあるから、エピソード的なものは大体知ってるのでニコニコとあるあるっていうよりは「そうそう」っていう感じで読んでいたんだけど、ヒデちゃん(佐原秀樹U12監督)とシュウヘイ(寺田周平U15監督)のレジェンドインタビューにはウルウルしてしまいました。
歴史・・・なんだねぇ・・・私たち。こういうのって、いいよねぇ・・・って(笑)
特に毎年届く…[全文を見る]
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『キッチン・ブルー』遠藤彩見
給食のお兄さん繋がりで、同じ作者の短編集。ほんと、給食のお兄さんでも痛感したけど、料理することと食べることは本当に、当たり前すぎてできて当然になってる。全然当たり前じゃないのに。料理下手な私には、2話目はキツかったなぁ~。
お腹がぽっこり出た50代のバーのマスター。この人物を主軸に、もう一冊出てもいいんじゃないかなと思いました。ちょいちょい出て来すぎだもん!第2の主人公?こういうの他の小説でも見かけた気がする。そういう風潮なのかしら。
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重版出来 7巻。
BLUE GIANT 8巻。
重版出来はすごく面白い漫画家漫画です。
テレビドラマになるらしいけれど漫画至上主義者の私としては
1巻目から大事に育てた漫画を映像の世界に取られるようで
少し寂しいです。
でも黒木華さんがカワイイからたぶん許す。