特集上映〈未体験ゾーンの映画たち 2018〉にて 大阪では2月に上映されたビル・ナイ主演の「切り裂き魔ゴーレム」、行こうかと思ったら上映予定見間違えててその前日に終わってた、という話を前に書きましたが、今月初めに2本立て上映でおなじみのシネマ神戸さんにて上映されまして、見ることができました (ちなみに 組み合わせはラドクリフくん主演の「ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡」。相変わらず 役選びに個性が光るラドクリフくん…… トーマス・クレッチマンも出てるよ!)
なお、かなりの高確率でシネマ神戸案件だと思うので見逃したらシネマ神戸待ちする、と書いた「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」、案の定見逃したんですが、狙い通り、シネマ神戸での上映が決定。しかも、見逃したことが さらに残念だった「キングスマン:ゴールデン・サークル」(そう、見逃してしまってたんですよ……!) の上映も決定!! 8月はシネマ神戸に行かないと!!!! (何事もなく無事に行けることを願う……!!)
この、特段新鮮味のないタイトル(原題も五十歩百歩)、どこかで見た感じのあれこれ。でも見てきましたよ。へとへとのイーサン・ホークがくたくたになる映画と聞いて、見て参りました。慌てて。午後ローで楽しみにしていた「ロスト・バケーション」をころっと忘れるほど慌てて。だって、来週にはもう一日一回とかになってそうなんだもの。
想像以上に始まりは午後ローでした。だがしかし、イーサン登場で「これは何の何?」とわけがわからなくなります。
でも結構おもしろいですよ。午後ローでまた見たい。
今回、イーサン・ホークがそうは言っても名優だということを逆に…[全文を見る]
「シャイニング」
・別に怖くはないですね
・子役の演技すごい
・安定した構図が心の不安定を招く、単純なストーリーラインが不明なバックストーリーを妄想させる、アンビバレンツを楽しむ作品
気分転換に「リミット・オブ・アサシン」見てきました。
市内2館しか上映してないし 最初っから1日2回しかないからすぐ終わる危険性あり、と先日書きましたが、案の定、2館とも 来週は1日1回だけ…… こりゃもう へたしたら来週で終わるな、てことで今日行ってきました。
で、予備知識なしで行きまして。ポスター見て行っただけなので、イーサン主演っていうのと、せいぜいキャッチコピーぐらいの情報です。ストーリーは、というと……
え、そこでそういうふうになるのかい……? と思う点もなきにしもあらずっていうか まあ 確かにあるんですが、なんて言ったらいいんでしょう…[全文を見る]
「空飛ぶタイヤ」
・WOWOWドラマ5話の内容を2時間でやるって…グングン話しが進みます。
・初っぱなから最後まで重い。物語とは別次元にいるような存在の妻役の深キョン。君がいてくれて私は良かった。
・被害者の旦那役、浅利くんの泣きの演技にやられる。一番訴えたかったのはここなんだと思う。
「ゲティ家の身代金」でもうひとつ
マーク・ウォールバーグ演じるチェイスが、元CIAなんですよね (そして 世界一の金持ちゲティの屋敷の、番犬の訓練や警備の手配などを請け負っている)。
で、ゲティの孫が誘拐されるも、身代金を直接要求されているのはゲティではなく 孫の母親アビゲイル(=ゲティにとっては息子の元妻)であるため、お前が交渉してこい、ということで ゲティによってアビゲイルのもとへ差し向けられるチェイスなのですが。
ミシェル・ウィリアムズ演じるアビゲイルから、あなた元スパイなんでしょ、銃は持ってるの? と訊かれたチェイス。それに対し スー…[全文を見る]
そうそう、書いてから10日も経ってるんでアレですが。
「ゲティ家の身代金」について
ゲティの石油ビジネスに関する描写で、ケヴィン・スペイシーをゲティ役として公開予定だった頃の予告編には ゲティが輸入元と直接会う描写があり、スペイシー降板→クリストファー・プラマーが代役となって実際に公開された本編には プラマー演じるゲティが 輸入元と直接会う描写はなかった、と先日書いたのですが。
その後、また「ゲティ家の身代金」見に行きまして。そしたら、先に書いたことは私の記憶違いで、プラマー版ゲティにも、輸入元と直接会うシーンはありましたてへぺろ☆
…[全文を見る]
「リミット・オブ・アサシン」
・大方の皆さんが「イーサン、大丈夫なのか?」とお思いになるでしょうが、ハッキリ言おう、あまり大丈夫ではない。
・しかし、「ああ、やっぱりね、あんまり大丈夫じゃないんだね」と、逆に安心した人もいるだろう。そう、そういうことなのですよ。
・個人的には「そこ、もうちょい丁寧にー!」と思うところではあるのだけど、イーサンはアクション俳優ではないので、これでいいと思いますー。
カリコレ2018発表になりましたー!
ゾンビもサメもキョンシーもニコケ今回はなしで、ジョンキュー多めとなっております。
http://qualite.musashino-k.jp/quali-colle2018/
「旅の重さ」
・四国の夏景色と吉田拓郎の歌がよかった。
・三國連太郎が佐藤浩市に似すぎててびっくり。
・高橋洋子さんは頑張っていたけど、いまいち感情移入できない映画でした。
『万引き家族』(2018 是枝裕和)
・見終わって灯りがついて、やけにぺかぺかしたビルの中を歩いていると、こっち側が嘘で、自分がカメラの前で演技をしているような気がしてしかたなかったし、それでいて行き交う人々の顔がとても重たく見え、ほんものとほんものらしさと嘘の間をぐるぐる回っているような気になりました。
・シーンの切り替えや、登場人物たちのやりとりのタイミングが穏やかで、彼ら彼女らの気持ちに心ゆくまで付き合えるような長さがあって、それが「間」だとか「ため」ではなく、ごくごく自然に生じた長さだと思えた。
・これはどこにでもある話で、誰にとっても切実な話だと思う。
「怒り」
・役者さんたちの演技が皆良かった。
・信じる者、裏切られる者、見ていて辛い。
・重たい気持ちのまま終わるかと思ったら、最後に少しだけ救いがあって私も救われました。
ちょっと前に行ったので三行感想には投稿しづらく(^^;
恋は雨上がりのように@チネチッタ
とてもいい映画だったー!!!
音楽も素敵。こんな風だって想像してなくて、オープニングのわくわく感に、一気に持ってかれました。
エンディングは神聖かまってちゃんのカバーなのかな?
こまつななちゃん、普段は隙のないイメージだったのだけど、
この映画に関しては表情豊かで、おブス風味に映ってるカットすらたくさんで、リアリティがあった。
本人そうと思わずに、だがしかし睨んでる目付きとか、迫力満点。
洋ちゃんもよかったなぁ~~こっちも素晴らしくはまり役
優しく全うな映画だった。
ついったで、
"JKとおじさんが付き合っちゃうやつでしょー? って、そうじゃないから!!!全く違うから!!!そういうの嫌な人にこそみてほしい!!"
みたいなのがバズってて、まさしくそうである。
「アイアンマン」(2008)
・改めて見るとコールソン捜査官こんなに出てたんだな、って。
・テレンス・ハワードのローディは軽くてこれはこれでいいよね。いや、ドン・チードルのローディのが大佐っぽいし、本当に大好きだけど、テレンス・ローディのウォーマシンも見てみたかった気もしちゃうよねー。
・いやー、この時点でMCUをどこまで作るつもりでこれを発信したんだろう?すげーなぁ。本当。なんかしらんが泣けてきたわ。
『万引き家族』みてきました。
とてもよかった。
いい家族だったよ。
子役の男の子も女の子もとてもいい、せつなくなる。
万引きの場面は見ていると『見つかってしまう!』な気分になったり、幸せそうな場面でも先のことを考えてしまったりで、どうも落ち着かない胸騒ぎ感の強い映画でした。
「デッドプール2」
・安定のメタ展開。まさかのあの人やあの人まで!!
・ガンアクションにキュンとくるなー、と思ったら、そう、「ジョン・ウィック」で犬を死なせたあの監督だものね、納得。
・サントラ欲しいわ。
「デッドプール2」観てきました。
初めから終わりまでずっと面白かったー、いやーすごかったー。
不覚にも、うるうるしました。
わからない小ネタがいくつかあって帰ってきてからネットで調べてしまったよ。
もう1回観に行きたいな。
『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』("The Florida Project" ショーン・ベイカー)
・横長の風景に点在する極彩色の建物、夏休み、朝か夕方かわからない生活、雨、牛、鳥、ワッフル、アイスクリーム、そんなものの間を縫って、やんわりと網の目が小さくなってた。
・ずっと笑っているし、毎日楽しいけれど、ノックの音に緊張し、言い合う大人の声がする方向には目線を動かさないようにじっとしているこどもたち。
・全部心に残ったけど、ラストがあのラストで良かった。あれがなければ自分の記憶と混ざりそう。