若い女性二人がお寿司について話していました。
「お寿司屋さん行ったら、何食べる?」
「うーん……あまえび?」
「あまえび。ほかには?」
「うーん、なんだろ。なにが好き?」
「お味噌汁!」
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偶然聞こえてなんかツボった、赤の他人の会話のことを語る
偶然聞こえてなんかツボった、赤の他人の会話のことを語る
晩ごはん食べたお店で隣り合わせた女性二人組は何らかのオタク活動の帰りだったようなのですが、
「送料 20 万円だって」
というのが大変気になりました。
偶然聞こえてなんかツボった、赤の他人の会話のことを語る
同じ宿で、晩ごはんのとき隣のテーブルだったご家族(夫婦と小さいお嬢様という家族構成)の会話
母「やまなー、やまにー、やまぬー、やまねー、やまのー、どれ?」
娘「やまね!」
父「(娘)ちゃんさ、やまね大事にしないと」
娘「大事にしてるよ!」
父「いやでも、お父さんが気づかなかったらまたやまねもいなくなってたんだよ?」
母「走って落としちゃうんだよね」
娘「うー」
父「さくらには気の毒なことをした」
娘「うー」
お母さんが急に名詞の語尾を活用させたりするからびっくりしたけど、結局「さくら」と「やまね」はぬいぐるみかなにかなのかな? あとこれまたお母さんが脈絡なく「がぶっとガブリエル」って言ったのもなんかすごかった。家族の会話はほぼ暗号だと思いました。
偶然聞こえてなんかツボった、赤の他人の会話のことを語る
書店の詩〜短歌〜俳句〜漢詩の辺りで、二人のマダムが。
「大岡越前、亡くなっちゃったわね」
「そうね……!」
「あたし、あの方大好きだったわ!」
「あたしもよ……」
私もです。多分(加藤剛さんのことならば)。
偶然聞こえてなんかツボった、赤の他人の会話のことを語る
デパートからお中元を発送してきたマダムざます。
お中元お歳暮のたぐいは同じデパートから送っているので、送り先のデータがあるんです。係の人に「○○様宛ですか?」とか尋ねられて、そうですそうで、これはどこそこへ、こっちはどこそこへ送ってくださいってお願いするシステムです。
今日は隣のブースに正真正銘のマダムがいて、
「あっ、その送り先なんだけど、今(男性の名前)宛になってるでしょう。連名で奥さんの名前を入れてほしいのよ」
と、かようなリクエスト。ここまではふつう。
「かしこまりました」
「なんでかっていうとね、○○って私の息子なんですけれど、海外に長期で出張しているの。だから今家に奥さんしかいないのよ」
「さようでございますか。おk」
「彼女の名前はね、きれいな名前よ〜」
「さようでございますか……」
というわけで、私は縁もゆかりもない方のフルネームを漢字こみで覚えてしまいました。確かにきれいなお名前でした。
偶然聞こえてなんかツボった、赤の他人の会話のことを語る
電車内、キティちゃんが何かを宣伝する広告を指さして女性が「ミニーちゃんかと思った」と言い出した。
男「(むっとして)キティちゃんだよ」
女「リボンしてるじゃない、あの大きなリボン。あれでミニーちゃんかと思っちゃう」
男「キティちゃん、いつもリボンしてるじゃん」
女「そうだけど、やっぱり、ああいうリボンってミニーちゃん連想しちゃう」
男「大きなリボンは、ミニーちゃんしかしちゃいけないわけ?」
女「そんなこと言ってない」
男「まるで、リボンしていいのはミニーちゃんだけみたいなこと言うからさあ」
女「そんなこと言ってないよ、ただ……」
まさか二人の溝がそんなところにあろうとは、彼女は想像もしていなかったのです。
偶然聞こえてなんかツボった、赤の他人の会話のことを語る
「おやつに関して、とてもしっかりしているお子様編」
1 駅にて。母&娘(小学校にあがるかどうかというくらいの)。
母「(がさごそとリュックの中に手を入れる)」
娘「ママ、おやつ食べるの?」
母「うん…(がさごそ)」
娘「ママ、ガム食べるの? 何味の?」
母「……今日は、全部、シークワーサー味(と言って食べる)」
娘「(じぶんもガムを受けとりつつ)ママ、おいしいでしょう!」
母「うん(もぐもぐ)」
2 スーパーにて。父&娘(小学校低学年くらいか)。
父「あっ! うち、おやつってあったっけ?」
娘「ある(キリッ)」
父「あした食べる分だよ?」
娘「ぽてとちっぷすがあるよ(キリッ)」
父「じゃあ、ポテチ食べればいいかあ」
娘「ポテチ食べればいいよ(キリッ)」
この娘さんはその後、レジに並ぶ位置について、お父さんを指導していた。
偶然聞こえてなんかツボった、赤の他人の会話のことを語る
路上にて。若い男性がおともだちの心配をしていたよ。
「このままじゃ、YouTube でのあいつまで格が下がっちゃう」
「ステータスを下げてるよな」
「そうだよ、ランクがさあ」
なんで繰り返したんだろう。
偶然聞こえてなんかツボった、赤の他人の会話のことを語る
「肉を食べるってときにね、ビールがなかったら、意味ないじゃない!」
とお母様がお嬢様(小学生か)に熱弁をふるっていました。
偶然聞こえてなんかツボった、赤の他人の会話のことを語る
息子さん(小学低学年か)の手相を見ながらお母様が「九死に一生を得る……」と気になることを。
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「酉年うける~。」
「うける~。」
なんでΣ(・ω・ノ)ノ
偶然聞こえてなんかツボった、赤の他人の会話のことを語る
「こんなきたねえ家をよーきれいにしてよーこうやってビール飲ませたりなあ……」
空き家をきれいにリフォームしてつくった生ビールが飲めるお店で、隣のおじいさんがカレー食べながらうっとりしていたよ。
(ごめん、ごめん、書き損じたので書き直しました。今後は直さないぞ!)
偶然聞こえてなんかツボった、赤の他人の会話のことを語る
彼「(よろよろとお手洗いに向かう)」
彼女「もお〜、だから(あなたには)向かない映画だよって言ったのに」
彼「(よろり)言った……?」
彼女「言ったよー」
彼女たちが見た映画がこちら。
映画館ではよく見かける事故ですね(^^)。
偶然聞こえてなんかツボった、赤の他人の会話のことを語る
こないだ映画館で、私の後ろにいたマダームたちが「美女と野獣見たいわ」「見たいわね」「でも私野獣の顔、嫌ーい」「野獣なんだからしょうがないでしょ」「だーって、いくらなんでも野獣すぎるわよ、もうちょっとさあ」「だって野獣だものー」って言い合いながらだんだん声が大きくなっていくのを聴いていました。
偶然聞こえてなんかツボった、赤の他人の会話のことを語る
スーツ姿の女性二人。
「肉じゃがの肉を油麩にしたら殺人事件になって、っていう本読んでさ」
「へえ」
「へえ」じゃないよ(笑)! 聞いてよ、もっとことこまかに!
偶然聞こえてなんかツボった、赤の他人の会話のことを語る
スーツの男性が携帯電話に向かって「私が話をつくっとくから」「つくっとくから、話を」「だから水面下で」って言ってた。
偶然聞こえてなんかツボった、赤の他人の会話のことを語る
となりの母 & 息子の怒号飛び交う夕方。なんで喧嘩してるかわよくわかんないけど、おぼっちゃまの「かーちゃんのとなりにすわりたいのおおおお」「かーちゃんの横じゃなきゃいやなのおおおお」は近隣一帯にはっきり聞こえたと思います。
偶然聞こえてなんかツボった、赤の他人の会話のことを語る
こないだ映画館で、私の前のカップルが、いちゃいちゃしてるんだけど、色々と不思議だった。中でも不思議だったのが、男性が女性に、「飲み物を飲むタイミングに関して指示する」ことで、「俺がビール飲んだタイミングでお茶飲んで」とか言ってた。不思議……。映画中は二人共、かなり寝てた。
偶然聞こえてなんかツボった、赤の他人の会話のことを語る
エレベーターで乗り合わせた二人組の女子高生の片方が「ここ、やばいの! 何でもあるし、いっぱいあるんだから、やばいよやばいよー」って言って、友達の手を引っ張りながらタワーレコード7階で降りて行きました。
偶然聞こえてなんかツボった、赤の他人の会話のことを語る
武田鉄矢死んじゃったわねー
と、喫茶店でマダムたちが話してた。
なんだかんだ言って「純愛」を見続ける人がここにも(笑)。
そしてなんだかんだ言って見続けたら大変新鮮なドラマ体験になってるようで、夢中になって話してたよ、マダムたち。