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古典よむ部のことを語る
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大塚ひかり『綺麗になる古典美人道』小学館

部活動としては、ちょっとイレギュラーですがw
このかたの本、面白いので見つけたら読むようにしてる。美容雑誌のエッセイをまとめたものなので、いやそんなには美容自体に興味はないしすごく勉強になります、というのでもないのだけど、語り口が好き。

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池澤夏樹=個人編集 
日本文学全集
http://www.kawade.co.jp/news/2014/05/-201411.html

これはたのしいひとはたのしいだろう。
いくつかほっとしたことがあり、辻邦生さんの『安土往還記』が入っていたのが嬉しい。

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こんなものが!!!
ていうか、調べ物が多すぎてこのネタの掌編やっぱり無理かも、どうしようかなあああ。

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3月の新刊『アドルフ』(コンスタン 中村佳子/訳)もはや愛していない女から離れられない男、人生のすべてをなげうって男を束縛する女… 男女の葛藤を、数多くの人妻たちと不倫を繰り返した政治家で作家のコンスタンがリアルに描いた作品。

ミシェル・ウエルベックという作家の翻訳してるひとの新訳だなあ、と。
基本的に必ずしも新訳が好きなわけではないのだが、しかも想い入れのある作品ほど新訳というのには警戒心をもっているのだけど、ウエルベックは未読だけど気になってて(こないだのちったー文学賞でも、あ、やっぱ読まないと、ておもったので)、見つけたら手に取ってみるかなあ、と。

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ネリー・ラベール、ベネディクト・セール著/高名 康文 訳
Q988 100語でわかる西欧中世
 [シリーズ:文庫クセジュ]
文学と文化史の融合
中世の文学研究者と文化史を専門とする歴史家が手を携えた解説書。法と国家、社会制度、宗教、書物と文学など、現実と想像界が良いバランスで描かれている。文化史を踏まえることで文学作品の理解が深まり、また当時の人びとがどのように生きていたかがわかる
http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=50988

ランスロ、メルランときてるのに、アーサー王だけはアルチュールにならんのだなあ、などとw

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アリストテレース『詩学』ホラーティウス『詩論』岩波文庫

よんでるなう!
たしか2008年くらいに「美学」についての本よみながら慌てて目を通したときより今のほうがずっと、何を言ってるかわかる気がする。ありがたい。
なんていうんだろう、文字通りの意味は初読時だってもちろんわかるんだけど、あれのことかそれのことか、ていうのが自分の身体をとおして理解できるところがある、ていう「感覚」というのか。
こないだエーコ先生のバラの名前覚書を読み返したときも面白かったけど、これはやっぱり小説論創作論等を頑張って再読やら何やらしてくべきだな、とおもいましたまる。

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モーパッサン・青柳瑞穂訳『脂肪の塊・テリエ館』(新潮文庫)読了。

三読目、くらいかな。昭和二十六年四月の初版である。パパーシャの本w
脂肪の塊はこうなんていうか、ひとってのはほんとになあ、とチョット怖い気持ちになる。テリエ館のラストの台詞一行にいつも痺れる。
両方とも娼婦もの。
モーパッサンとか読んでると「女が書けてない」とか感じたこと一度もないよなあ。

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ラクロ著/桑瀬 章二郎、早川 文敏 訳
危険な関係
http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=09905

し、新訳!!!
わたしは必ずしも新訳がイイとかいうひとではないんだけど(うん、ナイねw)、
でも!
新しい訳がでること自体は悦ばしいことだといつも思ってるのだ☆

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休憩。ちょっと青柳訳モーパッサンを読む。「恐怖」など。味わいはあるが文章とは古くなるものでもある。十年くらいで変わる感じか。モーパッサン、頭がよく、少し低徊的で、切れ味がある。現代日本にいたとしても文句なく人気作家だろう。真似はしにくい。
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ほんと、文句なく人気作家だよ! 
こんなの毎日よめるんなら、わたし、それ目当てで新聞買うね!!!(関係ないけど、いや、あるか、『花と火の帝』が日経に連載されてたときは嬉しかったなあああ)
そして、そっか、やっぱり「真似はしにくい」のね。だよね、だよね~(でも真似したいw)

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あ、ラジオのほうがやっぱり詳しいし、
大学の先生らしくおはなしとてもイイ感じなので、
お時間あったらラジオもどうぞ!!!

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『砂時計』あるいは世界の書物 : ダニロ・キシュ研究
http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/38986/1/50-001.pdf

再読したら読む
1972年に書かれた『砂時計』はプルーストとジョイスの後にしか出来上がらないような小説で、難解ではない、とは言いづらいところのあるそれだけど、でも、わかるひとにはすっとしみわたる、ていう類いの小説だと思ってる
ローラン・ビネの『HHhH』を読みながら頭のすみにあったのがキシュのこの小説で、というかもういっこ、『死者の百科事典』もだけど
わたしにはもしかしなくとも、モダン、という要素がナイのだなあ、という感じもしたw
あえて、古典よむ部にはっておく

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おひげのインパクトありますねw
一般向け講義だからわかりやすいし、ユーモアもあるしで、聞いてて楽しいです☆