/家族

炊事で手がたいへんに冷たくなったので、「夫よ、妻の手を温めてみないかい」と手を差し出してみた。
すると夫、おもむろに私の手にタオルをかぶせ、その上から「よーしよしよしよし」となでたということです。

「君は優しいジャイアン」
と、言いました。

『なめとこ山の熊』を読んで泣きました。

同い年の西島秀俊の法令線を見て自分の老け具合の妥当性をチェック。

菜の花と小松菜の区別がついていない。

会社から帰ってきて即体重計に乗り、「一所懸命働いてきたのにちっとも痩せないよー」と言いながらみかんジュースを飲み干しました。

きのうなんだけど、マツコと有吉の番組を録画で見てた。視聴者から「女子会とはいかがなものか。いつまでも女子じゃないだろ」みたいなお怒りメールが来てて、マツコは「それくらい許して。大変なのよ」って言ってた。そして彼も、心底「疲れた」って顔をして、「"女子"くらい言わせてくれよ……」とつぶやいた。
「言わせてやれよ」じゃなくて、「言わせてくれよ」っていう辺りが今になってすこし気になってきました。

帰ってきて、「ぼくがいないときの君を見てみたい」とか言うので、「日記読む？」と日記帳を差し出してみた。日記というか、時系列に沿ってわりと細かいメモをしてるので、それを読むと大体わかるのだ。彼は「えー」とか言いながらおそるおそる開き、ちょっと読んで、「あー、なんでさあ…………うーん……」と言い残してお風呂に行ってしまった。なんでさあ？

二、三年前、すごく痩せてたときに、会社で、ジーンズ姿をおしゃれな同僚の方に褒められたそうです。この話を聞くのはは 100 回目くらいです。
妻「その言葉を桐の箱に入れて大事にしているのね」
夫「そうだよ。まわたにくるんで桐の箱に入れてさ、心の奥に大事に置いているんだよ……」
妻「大事にした方がいいわね（あんなに痩せることはもうないだろうから）」
夫「大事にするよ（にっこり）」

昨日より 200g も重いよー
と体重計の上で騒ぐ40 歳。

洗濯しようとして気づいた。
パジャマ（にしてるやわらかいズボン）のまま出社した……。
一年ぶり三度目くらいか。

起きて新聞読んでご飯食べて身繕いしたところで足の裏にご飯粒を発見して、それを食べました。

熟睡した。瞬きもせず。

っていうギャグにご満悦。
持ちネタに「寝てる時は眠くないのかな」っていうのもあります。

この本を手に、「ああ、この表紙、癒されるわあ」と言いました。

「奥さん、私が買ったあのアイス、どこに行ったんでせうね……」
と、夫が話しかけてきたので、
「寒いから次の夏までもう食べないかかと思って気を利かせて食べといた」
と答えたら、
「ひどい、ひどいわ……！」
と床に倒れてしまいまして、ちょっとかわいそうでした。

もちおさんに伝えて！
枕元に店があると、「上から物が落ちてくる夢」を見るようになるよって。
電車とか図上に落ちてきて怖いよー。

僕はバレンタインが嫌いだー

って叫んでました。
なので、「じゃ、うち、やめる？」って聞いたら「やめないで！」って身を震わせてました。

ほんとになー。

ジップロックにドライマンゴーと干しイチジクを詰めて会社に持っていきました。

古本屋で会計という段になって、わたしの手にあった文庫本を取って、おごってくれると言う。感謝すると、「いや、古本の文庫本くらいでそんなに感謝されても」と笑いながらレジに向かった。
その本は、そこそこ状態の良い（廃刊になった）サンリオ文庫だったのでございます。

そういやよりによって今日、自転車で出勤したダーリンはどうしてるかしら。