チェーホフの「中二階のある家」、福永武彦の「塔」、フィッツジェラルドの「冬の夢」、コルタサルの「南部高速道路」、カーヴァーの「ささやかだけれど、役に立つもの」が5大好きな短編小説(ヘミングウェイの「白い像のような山並み」も好きだ)なんだけれど、小説の真髄を教えてくれたのが、たぶんこの「冬の夢」。短いけれども、圧倒的な美しさに満ちた短編小説だと思うのだ。コルタサルも、カーヴァーも大好きだけれど。そう言えば、この何年かちゃんとした小説を殆ど読んでなくて、残念だ。
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本/冬の夢のことを語る