毛皮の生き物は全部嫌い
なのにぬこになつかれる
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母のことを語る
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父ほどネタがないことに気づく
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後ろ姿でナンパされ
前に回って「チッ」と舌打ちされ
それはそれはもう、大変にお怒りでした
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少し前、外国に住んでいる叔母が1月ほど帰国して、
実家に2週間余り滞在したことがあった。
その間俺も帰省して家族サービスをしていたのだが、
どういうタイミングだったか、2人きりになった時に、
彼女は俺にぽつりと
「あなたのお母さんは子供だね、悪い人ではないけれど」
と言った。
俺は何とも返事ができずに黙っていた。
ああ、俺だけではなかったのか、とは思ったけれど。
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リア充。その遺伝子は私のどこにも見当たらない。
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もう「嫁」やめた!って言っても誰も責めないから
ときどき息抜きしてね
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ついこの間まで、ワタシに負けず劣らずマイペースであることに気づいていなかった
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新潟市内のディスコで旧ソ連兵と踊ってたとか
泥酔して豪雪の中を彼(=父)におぶわれて帰ってきたとか
若き日のやんちゃっぷりを楽しそうに話してくれる
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「サザンの原さんに似てるよね」
「えー、ワタシのほうがずっとキレイよー♪」
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「雰囲気は榊原郁恵っぽいよね」
「えー、ワタシのほうが落ち着いてるよー!」
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「私が死んだら、遺灰は鯨波(日本海。思い出の場所らしい)
に撒いてちょうだい」
・・・よっぽどうちの墓に入りたくないんですね
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ドクターマリオ得意すぎだよね。
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子どもについて不安なことを電話で相談に乗ってもらった
元気が出た
ありがとう先輩
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母ちゃん,かわいい。
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なんかいい話だなあ。
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そういえば
いつもバックで駐車することを「ケツから入れる」と言うので
父に「はしたない」と怒られていた
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就職したころ、母が夕方「迎え行くから外でご飯食べない?」と涙声で電話してきた
いつも以上に姑(=祖母)ともめて、とても家で食事する状況ではないらしい
会社近くのサイゼリヤでフォカッチャ食べながら愚痴をきいた
母の育ちに対して、差別的な罵声を言われたことが「悔しい悔しい」とボロボロ泣いていた
子どもの頃は母が怒ったり不機嫌だっただけでオロオロしてしまったけれど
その時、涙を見ても冷静に話を聴けている自分に驚いた
陽気な母が今まで子どもに見せまいと頑張っていた本心を見せてくれたことに
対等な大人として認められた、頼られているのだ、という誇らしさが湧いた
「母は丸くなった、ワタシは(少し)成長した」と思った小さな事件でした
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母の好きなところ、見習いたいところ
・悪かったと思ったら、すぐ謝るところ。相手が目下でも子どもでも。
・自分は宗教嫌いを公言してるけど、ワタシが何を信じても自由、というはっきりした不干渉の線引きをしているところ
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第一印象は「サバサバして男まさり」
と言われるけど、よく付き合ってみるとそうでもない
というところが似ていると思う
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かつて(今もたまーに)キッチンドリンカーだった
ある日、昼どきに友人を連れて来て台所に入ったら
片手に菜箸、片手にコップ、ポン酒を口に含みながら振り返る母
母「これ料理酒だから!隠し味隠し味!」
ワタシ「隠してねぇぇぇぇ!」