トム・クルーズが話題になっているテレビを見ていた時のこと。
母「あんた知ってるか?
トム・クルーズはキーパーソンなんやて」
私「何のキーパーソン?」
母「大変やなぁ」
私「…それはもしかして、キーパーソンじゃなくてパーキンソン?」
母「それや!ようけ似てるやん!」
私「パーキンソン病はマイケル・J・フォックスじゃないの?」
母「そうやった?」
私「トム・クルーズはディスレクシアじゃなかった?」
母「そうかもしれん」
…結局、どの情報も正しくないし、キーパーソンて。
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母のことを語る
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朝。
私「今日、傘要るかなぁ?」
母「今日は要らんそうやで」
夕方
職場の人「いつの間にかすっごい雨降っるんだけど!!」
私「えー!今日、雨降る予報でした?!」
職場の人「今日はノーマークだったなぁ…」
そこに母からのメール。
「傘要らないというたのに、みぞれ降ってきました。濡れんよう、隙間をすり抜けながら帰ってきてください。」
みぞれの隙間に入り込めるほど、あなたの娘は小さくもぺらぺらに薄くもありません…。
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母「YOSHIKIのピアノはスケルトン?」
私「スケスケのスケルトンです」
母「あの“YOSHIKI” “KAWAI”って書いてあるね…YOSHIKIってカワイヨシキって名前やったんや…」
私「違います」
我が家にあったのもカワイピアノだったはずなのに…。
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私「腰のコルセットなかったっけ?」
母「あるよ。あるけど、どこにしまったかいな…」
たんすをごそごそし始める母。
母「コルセット無いけどコレあったからコレにしとき」
おかーさま、それは腹巻きです(パンダ柄)。
私は腹をあたためたいのではなく、腰を固定したいのです…。
その後、コルセットは無事みつかりました。
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[今見テ]
私「将棋崩しって正式な名前が他にあるんやなぁ」
母「ええっ、何て?」
私「山崩しって言うんやて」
母「私らそんな風に呼んでたかなぁ…
あっ、わかった!
積木くずしや!」
それだけは確実に違うと思う。
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毎朝父が起きてくるまでラジオを聴いている母。
ラジオ“(コンサドーレの)四方田監督にちなんで、
よ・も・だ であいうえお作文を作ってください”
母「(しばらく考えてから)できた!
よ こしまな
も うそうばかりの
ダ ルビッシュ
(ドヤッ)」
全力でダルビッシュに謝ってください…。
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母「北海道のテレビ局はみんなファイターズのパレードやなぁ」
(と言いながらチャンネルをザッピング)
母「あら、男メシはやってるわ!」
急に男らしくなりましたね、『男子ごはん』。
母「でも武田勝にしよ」
パレードの中継中、勝さんが常に映るわけじゃありません。
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「こんな雨のなか走るの大変やなあ、波平さん」
たい平さんですよ。
「あのトレーナーの人いてへんのんちゃう?あの、あれ、鈴木さん」
それは坂本さん。
「あらっ、キヨシさんコマーシャルに出てはるやん」
待ってください、それはYOSHIKIです。
「んふふふ(自分の言ったことを思い出し笑い)。せやったなぁ、
鈴木さんじゃなくて岡本さんやわ」
だから、それは坂本さん…。
なんか、連発しています。
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先日baby foot的なものをやったので、絶賛脱皮中の私の足の裏。
私( ´-`)。o 0(…べろーん(脱皮中)…)
母「あらー、なんや気持ちよさそうやなあ!」
私「本当は手でこうやってやったら、皮膚痛めるからダメなんだろうけど」
母「そんなきれいに剥けるのに、扁平足は変わらないんやね」
いや、母よ。
これで土踏まずができていたら、剥けてるのは皮じゃなくて肉だから。
それ、血まみれだから。
ていうか、この扁平足は遺伝なので、
今さら私の代でどうなるもんではありません。
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私「(玄関で)ただいまー」
母(居間から駆けつけて)
「アンタ、大変やで!ヒガシくん、酷い花粉症なんやて」
私「ヒガシくん?少年隊の?」
母「どうする?アンタ」
私「どうもしない…」
母「アンタ、こんな大変なのに!」
私「じゃあオカンどうすんの?」
母「…せやなぁ…どうもせぇへんなぁ…」
でしょうね。
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アメトーークの絵心ない芸人を見ていたら。
私「オカン、ちょっと見てー!この絵ー!!」
母「何やて?」
私「ホラ、この絵!」
母「あら、上手いやん。みんな上手いこと描かはるなぁ」
母にはこの企画が通用しないようだ…。
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お疲れの母が腹痛の娘(=私)と
夕食後の洗い物をどちらがやるか、
という攻防戦を繰り広げている中の一言。
母「今日は譲らんで。
戦えない負けあいがここにある」
えーと、ということは、私は譲れば勝てるってことですか?
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母「SMAPが解散したら、1番年寄りグループは平家派?」
平家派!((;゚Д゚)))))
いつの話!!!((;゚Д゚)))))
というか、なぜそのグループを知っている!?((;゚Д゚)))))
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私「ほれ、触ってー。手の甲がさがさ!」
母「ほんまやなぁ!ハンドクリーム塗りな。
ほれ、これ塗りな。ハンドクリームはクリーム状のはアカンらしいで」
私「ハンドクリームなのに?」
母「今日の新聞にそうやって出てたで」
私「じゃあ、これは何なん?」
母「ハンドクリーム」
私「ハンドのクリームやろ」
母「そうや。ハンドのクリームや」
私「クリームなんやろ?」
母「クリームや」
私「でもクリームのハンドクリームじゃアカンのやろ?」
母「だって新聞に出てたんやで。クリームのハンドクリームはアカンて」
私「ハンドクリームでクリームがアカンてどないせえっちゅうねん」
母「ほんまやなぁ。とりあえずハンドクリーム塗っとき」
新聞を確認したところ、乾燥が酷いときは乳液タイプより
クリームか油分の多いものがいいと書いてありました。
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テレビで 琴平 の文字を見て、
母「こんぴらふねふね のとこやな。
♪こんぴらふねふね お池にはまってさぁたいへん
どじょうが出てきてこんにちは ぼっちゃんいっしょに遊びましょうー」
私「そんな歌詞だっけ…?こんぴらさんが池にはまる?」
母「えええっ?じゃああれや、
♪もーもたろさんももたろさん
お池にはまってさぁたいへん やろ」
私「…じゃあ行ってきます…」
母「合ってるやろ!ちゃうん?合ってるやろ?」
我が家は朝から平和です。
[おはよう]ございます。
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母「あの白い明るい星は木星やろか」
私「あー、たぶん」
母「♪今日〜人類が初めて〜木星に着いたよぉー、やで?」
私「やで?ってどういうこっちゃ」
母「着いたー!やで?」
私「よう知ってんな」
母「今日人類が初めて木星に着いたから5月8日は木星記念日」
あんまりくだらないことを言ってると
ピテカントロプスになりますよ?
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私「春のセンバツは中島みゆきかなぁ」
母「あら、ちゃうんやで。あのー雪の…。
ほら、雪のアナの女王!」
雪の穴!カマクラか!
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[どっち派?]
何か悩んでいる様子の母。
私「そんなに眉間に皺寄せて、何を困ってんの?」
母「玉山鉄二と石立鉄男、どっちの名前が硬そうやと思う?」
うーん、そうだなぁ…や、どっちでもいいですよ、ソレ。
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大晦日の夜から元日にかけて、
渋谷のスクランブル交差点で警察100名体制で
通行を規制するというニュースをテレビで見ている。
母「へぇー。都会はそんなに明治神宮にお参りに行く人がいるんやなぁ」
オカンの世界はえらく平和ですね…。
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夕食をつくりながら歌をうたっていた母。
「♪わたしの~お墓の前に~立たないでください~」
感動的な歌かと思ったら、随分と世知辛い歌ですね。
気持ち良さそうに歌ってますけど。