/紅茶

イギリス人はティーバッグで入れて、ミルクと砂糖だばだば入れるって聞くなあ。
安いティーバッグだと、Brookebondの赤いヤツが好きなんだけど、
最近スーパーとかであまり扱ってない気がする…

よーしお父さん、知人が英国のホームステイ先で教わってきたスコーンのレシピ書いちゃうぞー。

1.オーブンは220度で余熱する。薄力粉230g・ペーキングパウダ小さじ1+1/3・塩小さじ1/4は合わせてふるっとく
2.冷蔵庫から出したばかりの冷たいバター60gを2.の粉類の上に置き、指先で揉みこんでサラサラの状態にする
(ナイフで粉の中に刻みこんでも可、食感が少し変わるとか)
3.冷たい牛乳150ccを加えて手早くざっと混ぜ(練っちゃダメ)、打ち粉を敷いた台の上で10等分する
4.一つ一つを、饅頭の中に餡を包むような感じで丸く整えて天板に並べ、余熱の終わったオーブンで13分焼く。
5.ジャムとクロテッドクリーム(なければホイップクリーム砂糖抜き)とミルクティーでいただきます。熱いうちに。

ダージリンの農園物(農園の名前がついてるヤツ)
とかは、湯の温度に気をつかったりしないと美味くならんのは事実かも。
…でも自分はダージリンがそんなに好きじゃないし、
あんまり気をつかわなくてもそこそこ美味く煎れられる茶葉ばっか買ってるなあ。
｢ポットは温めておき、ヤカンに汲みたての水をグラグラに沸かして注ぐ｣だけはなるべく守るけど、
職場だと電気ポットのお湯でテケトーなティーバッグ飲んでるし。

実は茶葉自体が好みでないという可能性もあるかもー。

俺も型抜きするレシピの方をよく見るんですが、
知人によるとこうだったので、まんまにしてあります。
ていうかこの生地はかなーり柔らかいので型抜きするには苦労しそうな。
…なので、スコーンの見た目の特徴である『狼の口』は、
このレシピだと上下ふたつに直線的にすっぱりとは割れません。
あと焼き目も薄いですが、中が生でなければ成功なのです。

アップルティーは生のリンゴの皮をポットに入れて、
セイロン系の茶葉で作るのが一番ウマイと言ってみるテスト。
同じく苺でストロベリーティーもたまにやります。
フレーバードティーもいいですが、それとは違った味わい。

紅茶＝ハイソ、というイメージを持つ人はわりといらっしゃるようなのだが、
あんまり繊細じゃない、装飾の少ないティーポットで、
ミルクティー向きの茶葉、特にアッサムとかケニアとかのCTCとか、
あるいは↓で出てるポット用ティーバッグとかを濃い目に煎れて、
これまた繊細じゃない感じのマグカップにダバダバ入れて飲んでると、
イギリスの労働者階級っぽいイメージになると思う。
で、俺はどっちかっつーとそっちに近い。

皆様に大変ご好評を頂きました『英国直伝：スコーンのレシピ』なのですが、
今ごろになって、ワタクシめはレシピの記述に　大　変　な　誤　り　が　あ　る　ことに気付いてしまいました…
深くお詫びするとともに、慎んで訂正させて頂きますです…
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誤：ぺーキングパウダー小さじ1と1/3
正：ベーキングパウダー小さじ3と1/3
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小さじ1と1/3じゃーあの生地はちゃんと膨らまないと思います…
いやほんとマジですいません、
早速作っちゃってなんじゃこりゃー、になった方が居ないことを祈るばかりです…

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090107-00000013-yom-soci

国産紅茶っつーと、
沖縄で作ってるのは飲んだことあってけっこう美味かった記憶があるが、
ここのは多分飲んだことない。
ミルクティーにも合うのか。飲んでみたいなあ。

G-Clefの高円寺店が正月も早々に焼けてしまったのが悔やまれる。
近所で起きた火災の類焼だったらしいんだが、あそこ好きだったのに…
(ちなみに夏ごろ再開予定ではあるらしい)

今思い出したんだけど、
よくあるティーバッグでも、
紐を止めてる小さなホチキス針を取って煎れると味が違う気がする。
気分のせいなのかもしれないけどそんな気がするんだ。

最近俺が贔屓にしている、
TESCO(英国資本のスーパーマーケット)オリジナルのティーバッグ、
「プレミアムティー」です。画像がボケボケなのはご容赦を。

外箱。再生紙のボール紙の箱で、なんとなく素朴な感じ。

中身。個包装や(普通のティーバッグにつきものの)タグや紐はなく、
端っこのところで２個づつくっついた丸いティーバッグが、
銀色の袋に40個入っています。で、通常価格198円、特売だと178円。
普段ガバガバ飲むにはなかなか良いコストパフォーマンスと思います。

棚の隅で、三年前に賞味期限の切れた、
G-clefのキームン紅牡丹
(キームン紅茶の茶葉を花みたいな形に束ねた工芸茶)
を発見したので飲んでるなう。
　
……超うめぇ。
香りは少し弱くなってる気がするけど、
砂糖入れてないのに舌の上に残る何とも言えない甘味は全然生きてる。
普段はTESCOのティーバッグとか、安物の茶ばかり飲んでますが、
やっぱりたまに高い茶飲むと違いがわかるもんだなあ、と。
賞味期限切れの上に素人が淹れてこれだけ旨いとは…
(その前に賞味期限前に飲めよっつーの)

揺れで止まりっぱなしのままにしておいたガスを復帰させて、
前に夢や＠阿佐ヶ谷で買ったルフナFBOPFの封切って、ミルクティーにして飲んでる。
まろやかな優しい味。アッサムとも違う甘みがあるね。
　
優雅な暮らしが最良の復讐であるならば、
被災してる方々にも、こんな呑気なティータイムが一日も早く戻らんことを。
ていうか現地にこれを差し入れできたらいいのになあ…

カレル・チャペックの「ハロウィン・ティー」

ヘーゼルナッツフレーバーの紅茶でした。
まあまあだったけど、この手のフレーバーティーにはミルクがやっぱり欲しいなあ。

そういえば11/1は紅茶の日でもあったんでした。
G-clefで茶葉のお得なセット売ってたけど、
買うの忘れてしまったよ。