スイス出身でおもにドイツ映画界で活躍した名優ブルーノ・ガンツが、77歳で亡くなった。
ブルーノ・ガンツは、私が映画を見るようになった初期の頃からとても思い入れある俳優だった。ある本で「ベルリン・天使の詩」が取り上げられているのを読んで興味が湧き、見てみたのがきっかけ。ヴィム・ヴェンダース監督作品を見たのもそれが初めて。以後「ベルリン・天使の詩」は、私にとって特別な作品であり続けた。
「ベルリン・天使の詩」を見たしばらくあとに同じくヴェンダース監督作である「アメリカの友人」を見、ヴェンダース監督作品とブルーノ・ガンツのイメージ…[全文を見る]
昨日7月4日には、撮影監督ロビー・ミューラーの訃報もありました。78歳で亡くなったと。
ヴィム・ヴェンダース監督「アメリカの友人」「パリ, テキサス」、アンジェイ・ワイダ監督「コルチャック先生」、ジム・ジャームッシュ監督「デッドマン」、ラース・フォン・トリアー監督「ダンサー・イン・ザ・ダーク」などの作品群の撮影監督でした。
生還者のみならず、元ナチスも含めてのホロコースト関係者へのインタビューをおさめた映画「SHOAH ショア」のクロード・ランズマン監督が、92歳で亡くなられたとの報
今日に至るまで、残念ながら「SHOAH ショア」を見る機会は得られませんでした。9時間30分の大作、映画館で通常の上映が行われることは まず ありません。特別な催しとして、限定された日時での(映画館以外の場所での)上映なら過去にもありましたが、その時に行けなければ それっきりです。いつかは見たいと願っていましたが、見るより先に 監督が逝ってしまわれるとは。
字幕翻訳家の寺尾次郎さん
今朝亡くなられたということです。
この訃報が伝わったのち、寺尾さんがかつてベーシストで シュガー・ベイブの一員だった、ということを知って驚きました (シュガー・ベイブのことも、知っているのはバンド名だけで 曲はまったく知らなかったゆえ)。
多くの映画ファンにとっても そうではないかと思いますし、私にとっても、寺尾次郎さんといえば やはり、フランス映画の字幕。映画が終わって “字幕 寺尾次郎” の表記を見るのが、まるで 映画の中の見慣れた一部分であるかのように、よくお見かけした名前です。そう、フランス映画、ゴダール。ゴダールの映画の字幕。
数々の映画の字幕翻訳、今まで ありがとうございました。ずっと前から好きだった映画を見れば、きっと これからも、その名をお見かけすることとなるでしょう。
今朝、俳優R・リー・アーメイの訃報。
74歳で亡くなられたとのことです。
私のようなホラーファンには「悪魔のいけにえ」のリメイクである「テキサス・チェーンソー」なども思い出されますが、しかし R・リー・アーメイ出演作としてもっとも広く知られ、その演技がもっとも多くの人々に思い出される役柄は、やはり スタンリー・キューブリック監督作品「フルメタル ジャケット」の鬼教官、ハートマン軍曹役でしょう。
多くの映画を見ていても、あれほど強烈な演技に出会うことというのは稀であり、たとえば、誰かを指導する立場にある登場人物が描かれる時、その登場人物がスパルタ的指導をすればするほど、“あの” ハートマン軍曹が映画ファンの脳裡をよぎる。それほどまでに象徴的な存在となっていた役柄/演技でした。
ミロス・フォアマン監督の訃報を知り、驚いています。86歳で亡くなられたとのことです。
チェコスロバキア出身、のちにアメリカで活動したミロス・フォアマン監督。あらためて、監督作品の詳細を確認しました。数々の代表作ありますが、中でも「カッコーの巣の上で」(1975) と「アマデウス」(1984) で、アカデミー監督賞を2度受賞しています。
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が2度目のアカデミー監督賞を受賞した時、これ以前に2度の受賞を成し遂げた “現役” の映画監督は たったの3人だけだ、という話が出ていたと思いますが、オリバー・ストーン監督、ステ…[全文を見る]
ホーキング博士が亡くなられたというニュースに驚いています
ポーランドのアンジェイ・ワイダ監督が90歳で亡くなったとの報。またひとり、大監督がいってしまった。
今日、ジャック・リヴェット監督が、87歳で亡くなったとのことです。つい今しがたわかりました。私が見る機会のあったのは、「恋ごころ」「Mの物語」「ランジェ公爵夫人」など、2000年代以降の作品だけだったなぁ…。
あまりに突然でまだ信じられないですが、英俳優アラン・リックマンが、癌で亡くなったとの報道がありました。69歳。信じられない…
にわかには信じ難いですが、デヴィッド・ボウイが亡くなった、と… 息子であり映画監督のダンカン・ジョーンズも認めたとのことです。
ポルトガルのマノエル・ド・オリヴェイラ監督、現地時間4月2日に死去。 106歳。 その作品はもちろんのこと、現役世界最高齢の映画監督として知られていた。
昨年公開 「家族の灯り」
日本での いちばん最近の公開作は、昨年春の 「家族の灯り」(2012年)。 今年夏に、2010年制作の作品が日本公開予定とのこと。 昨年中にも短編が制作されたようだが、その短編が日本でも公開されるかどうかは、現時点ではわからない。
先頃の第87回アカデミー賞で話題となった作品 「アリスのままで」(主演女優賞 受賞)において、共同監督をつとめた2人のうち、リチャード・グラツァー監督が、現地時間10日に死去
記事:「アリスのままで」 の監督死去 63歳 2011年にALSが判明
http://m.cinematoday.jp/page/N0071472
「スター・トレック」スポック役で知られるレナード・ニモイ死去、83歳
イタリアのフェデリコ・フェリーニ監督作品 「甘い生活」(1960年)で知られるスウェーデン出身の女優アニタ・エクバーグが、1月11日、ローマにて、83歳で死去。「甘い生活」 でのトレビの泉のシーンが、ことに有名だった。
アルフレッド・ヒッチコック監督作品 「鳥」(1963年)で知られる俳優ロッド・テイラーが、1月7日、ロサンゼルスの自宅にて、84歳で死去との報。
11月19日、映画監督・舞台演出家であるマイク・ニコルズ死去。83歳。
アカデミー賞 監督賞を受賞した 「卒業」(1967年)で特によく知られるが、これまでの監督作の中で、思い出深いのは 「イルカの日」(1973年)。 これを映画館で見る機会は いまだないけども、映画を見るようになって かなり最初のころに見たものであり、今でも印象に残っている。
8月24日、英国の俳優・映画監督であるリチャード・アッテンボロー死去。 90歳。
1940年代に俳優デビュー、のちに監督・プロデューサー業にも進出。 監督としての代表作である「ガンジー」(1982)では、米アカデミー賞において、自身の監督賞含め、作品賞・脚本賞・主演男優賞ほか8部門を受賞している。
映画界の訃報が続く…。
俳優 ロビン・ウィリアムズ
8月11日 死去
コメディアン、映画俳優。 「グッドモーニング,ベトナム」 「いまを生きる」 「フィッシャー・キング」 にて3度、アカデミー主演男優賞にノミネートされ、「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」 でアカデミー助演男優賞 受賞。 数々のヒット作に出演した。
青天の霹靂。 よもや、こんなことになろうとは。 いまだ信じ難い。