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@RockofBuddhism
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最近はバリバラに出てるTASKEさんの詩集持ってるんだけど、ホントに最高なんだよね。つか、正確には10年前に生で見たあのエネルギーが強烈に刻まれてて、刺繍の背表紙見ただけでもうおなかいっぱいになる。
周りの人はいっつも同じ調子で飽きるんだよって言ってたけど、ホンモノなんだよなぁ。

@RockofBuddhism
のことを語る

弱い者がさらに弱い者を叩く、は歌詞になったが、叩きやすい者を全員でタコ殴りにする、んじゃ歌詞にすらならない。誰もその悲劇に気付かない。そのことに気付いたごく少数の人が、喜劇にまで昇華しなければ、伝わらない。

id:zushonos
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id:MANGAMEGAMONDO
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ワークショップで白のエクササイズを解説するNona先生が
「白はまるで色がないように扱われることがあるけど、
実はとてもとても強い色」と語る声を
今朝、バス停へ下る階段を降りながら思い出していたら、
西表島の砂浜の情景が思い浮かんできた。

  • -------------------------------------------------------------------------------------------
  •  
    西表の砂浜

    ミネラルでできた黒い砂浜と違い
    白い砂浜は珊瑚の身体
    それは多くの死ではあるが
    強烈な陽光に焼き続けられながら
    いまだ朽ちることなく
    そこに留まり光を照り返す
    多くの獣に踏みつけられながら
    ガサッガ…[全文を見る]

id:riverwom
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「はたはたのうた」  室生犀星

はたはたいふさかな、 うすべにいろのはたはた、 はたはたがとれる日は はたはた雲といふくもがあらはれる、
はたはたやいてたべるのは 北国のこどものごちそうなり。 はたはたをみれば  母をおもふも 冬のならひなり

「秋刀魚のうた」 佐藤春夫 より

さんま、さんま
そが上に青き蜜柑の酸〔す〕をしたたらせて
さんまを食ふはその男がふる里のならひなり。

今晩は焼魚定食にしようかな。(「定食」ってのが泣けるね。)

id:kutabirehateko
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草原の輝き 花の栄光
再びそれらは還らずとも
なげくことなかれ
その奥に秘めたる力を
見出すべし

ワーズ・ワース

id:kutabirehateko
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ベートーベン 谷川俊太郎

ちびだつた
金はなかつた
かつこわるかつた
つんぼになつた
女にふられた
かつこわるかつた
遺書を書いた
死ななかつた
かつこわるかつた
さんざんだつた
ひどいもんだつた
なんともかつこわるい運命だつた

かつこよすぎるカラヤン

(谷川俊太郎詩集1 角川文庫 300ページ)

id:kutabirehateko
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光の帯をまのあたりにして
立ちすくむだけの日々だった
強がりで
本当は淋しかったのに
ひと言もそう言えずに
いつも笑い顔で別れた

海の波のひとつひとつ
波の音のひとつひとつ
まぶしかった瞬間のひとつひとつ
間違った瞬間のひとつひとつ
正しかった瞬間のひとつひとつ
あの人のすべて

               銀色夏生

id:kutabirehateko
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伊丹十三に先立たれて芸能活動を休止していた宮本信子が、復帰会見に際して朗読した詩です。

id:kutabirehateko
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涙をぬぐつて働こう / 三好 達治

id:kutabirehateko
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涙をぬぐつて働こう 
         丙戌歳首に
 
 みんなで希望をとりもどして涙をぬぐつて働かう
 忘れがたい悲しみは忘れがたいままにしておかう
 苦しい心は苦しいままに
 けれどもその心を今日は一たび寛がう
 みんなで希望をとりもどして涙をぬぐつて働かう
 
 最も悪い運命の颱風の眼はすぎ去つた
 最も悪い熱病の時はすぎ去つた
 すべての悪い時は今日はもう彼方に去つた
 楽しい春の日はなほ地平に遠く
 冬の日は暗い谷間をうなだれて歩みつづける
 今日はまだわれらの暦は快適の季節に遠く
 小鳥の歌は氷のかげに沈黙し
 田野も霜にうち枯れ…[全文を見る]

id:kutabirehateko
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「命は」 吉野弘
 
生命は
自分自身で完結できないように
つくられているらしい
花も
めしべとおしべが揃っているだけでは
不充分で
虫や風が訪れて
めしべとおしべを仲立ちする
生命はすべて
そのなかに欠如を抱き
それを他者から満たしてもらうのだ
世界は多分
他者の総和
しかし
互いに
欠如を満たすなどとは
知りもせず
知らされもせず
ばらまかれている者同士
無関心でいられる間柄
ときに
うとましく思えることさも許されている間柄
そのように
世界がゆるやかに構成されているのは
なぜ?
花が咲いている
すぐ近くまで
虻の姿をした他者が
光りをまとって飛んできている
私も あるとき
誰かのための虻だったろう
あなたも あるとき
私のための風だったかもしれない

id:usaurara
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やんちゃなケチャップと
やさしいマヨネーズを
混ぜ合わすなんてロマンチック
誰がかんがえたの!と思ってた 昔
そして恋人が出来たころ知った
それをオーロラソースと呼ぶこと!

id:marukomekid
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風はどこかで吹いている

痛み、苦しみ、悲しみそして怒り
怒りの拳は新たなそれらを生み出した
怒りは重く、痛みは消え、悲しみは忘れ去られる
風のごとく、そこから消失し、次へと移る
そこにはなくともどこかで痛みを、苦しみを、悲しみを、怒りを感じる誰かがいる
風はどこかで吹いている

風に視界が遮られ、未来が霞んで見える
光は風に飛ばされない
いつか必ずみえるはず

id:neji_shiki
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もしも明日にでも、今日にでも世界が終わるのだとしたら、君はどうするのだろう
僕はどうもしない、いや正確には何も出来ないだけだろう
僕の中にあるのは、ただ一片の変わらぬ言葉だけ

id:neji_shiki
のことを語る

否定とは道を閉ざすこと
肯定とは道を示すこと

しかしそれらは時に反意を含む

それを如何様にも捉えられるのは言葉の自由
それをひとつに捉えさせるのが言葉の威力