/電車内にて

外にいるのを諦めて帰路についたわけですが。
隣に座ってきた女性が何かをクチャクチャと音を立てながら食べて(？)いる…
と打っていたら、なんの躊躇いもなく電話しようとしている…

…あぁ、そういうことでしたか…

厳密には車内ではなく駅構内だけど、某私鉄とJR某線の乗り換え駅にて。

某私鉄のホームの階段の近くで、あぐらかいて座り込んでる(寝てる？)初老らしき男性を発見。
すぐ駅員さんに言おうかと思ったけど、点字ブロックの内側だしそこまで緊急ではないだろうと判断。いったん改札を出て、JRとの連絡通路的な部分から再確認してから某私鉄の窓口前に戻った。
そうしたら、私より先に駅員さんを呼んでいる男性がいて、案の定私が言おうとした件だった。

…悲しいかな、私がJRに乗るまでの数分の間では、駅員さんはホームに行かなかったようだけど。
面倒そうな状況は終電車が無くなって駅を閉めるまで放置、とかなのかなぁ。
まあ、たぶん1人か2人くらいでやってるだろうし、仕方ないのか。

さっき、大学最寄りの某駅で、特に必要としてそうな方もいないように見えたので、優先席に座りました。
その後、発射ベルが鳴り終わり、閉まりかけたドアに体をねじこむスーツ姿の中年男性。
開き直したドアから何食わぬ顔で車内に入り、私から見て向かいの優先席の真ん中(両端は別の男性2人が座っていました)に座りました。
この時点で、気の短い私は萎えたんですが、更に苛立つ出来事。
プシュ、という音が聞こえ、音の方向を見たら、その中年男性からでした。
売店の袋に隠していましたが、恐らく缶チューハイ。
無理やり乗車して優先席に座って飲酒。
私には全く理解できません。

若いあんちゃんが号泣しているんだけど、彼はこの電車に乗り続けていて大丈夫なんだろうか。
もし終点までこの様子だったら駅員さんに言うけど…
よくわからなすぎて真顔になっている。

なんの問題もなく座って、寝ようかと目をつぶってたら、途中のとある駅で乗ってきた親子の声が気になって眠るどころではなくなった。
とても可愛らしい声をした子で、おしゃべりが大好きのよう。ずっとお父さんとしゃべっていた。
乗り換え駅が一緒になり、私の後ろに並んだその子が持っていた綾鷹のミニボトルを落としたのを拾って渡してあげたり、乗った電車でお父さんがちょっとてんやわんやしている間にベビーカーが動いてしまったのを押さえたりした。最初から最後までほっこりした。

斜め前の座席でスマフォを見る推定30代半ばくらいのお母さんと、タブレットを見る推定5〜6歳の少年が、全く同じ角度で足を組んでいるのを見て、これが親子かと。

始発電車の先頭列に並び、意気揚々と座って発車待ち。乗車後の待ち時間は5分ほどあったが、続々と席は埋まっていった。
発車2分前くらいに乗車した母子、幼い少年が「座りたかった」と悲痛な声を小さく漏らした。
遠くの席だったら気にも止まらなかったかもしれない。しかし、母子は私のすぐ隣にいた。
譲りましたよ。ええ。昨日の無念さを思い出して。
私が空けた1席に、少年だけが座ってます。お母さん、すぐ隣でずっと立ってる。

乗換駅の手前で珍しく間隔調整などされて少し萎えていたけど、乗り換えた電車で目の前に座っている老夫婦が寄り添いながら眠っているのがとても微笑ましく映って、やさぐれた自分の気持ちが少し恥ずかしかった。誰かさんもあのおじいさんくらい寛容になってくれたら申し分ないんだけどなぁ(私が肩に頭を乗せるのを妨害してくる)。

30分くらいの乗車で座れなくて萎えてるところに、目の前に座ってるリーマンが目覚ましのためか知らんけど黒電話のアラームをかけてる。そのアラーム外スピーカーから流れてるってわかってます？もう3回ほど聞きました。08036XXXXXXの恐らく社用携帯使ってる人へ。

傘を手すりにかけて、10分くらいずっとスマフォ触ってて、ふと見たら進行方向に向かってL字を描いていました。今ものすごい伸びました。減速とポイント通過の揺れで動いたのかな。

某駅にて乗り換え、目の前に並んでいたのは杖をついたおじいさん。
帰宅ラッシュということで自分の椅子は期待せず、ドア横でおじいさんを見守る。
3人席の両端にスーツ姿の男女、ほぼ間違いなく就活帰りの同世代だろう。
そのうち女子のほうが、おじいさんをチラチラ見て、最終的には立って席を譲った。
ちなみに、男子のほうは、長い足を組んでスマフォをいじってる。今も。
あ、おじいさんが降りた。女子は立ってる。何も知らない別のおっさんが座った。私も座ろうかしら。でもなんか負けた気がするから立ってよう。

昨日の山手線半周前、某私鉄で。
誰かさんが乗っている電車に私も乗るという待ち合わせをして、長椅子の端に座る誰かさんを見つけたとき、隣に女性が座っていた。
その女性の隣は空いていたので、私の存在に気付けば察して移動してくれるかもな～と思っていたら、一向に動く気配がない。
まあいいや、と諦めて立っていたら、一駅か二駅過ぎたあたりでスライド。
誰かさんには座らないのかと小声で言われたけれど、変な意地が働いて立ってた。
その席には何も知らない別の女性が座って、私は結局最後まで立ってた。
自分、何やってんだろうなぁ。