また、この問題を考えるのに重用なことに「偽善」なる語そのものがしばしば建前を語ることに向けられることの正しさなのだが、実のところ単に建前を語った時点でそれの意図は断定することができず、ある人が偽善的であるかどうかと言うことはその人の振舞いの多くを総合的に判断する必要がある。
そういった性質上、ある人のなんらかの行為を捉えた上で「偽善者」と言う批難のしかたと言うのはほとんど不可能で、また、根本的な態度と建前の不一致は、実は自身の態度を改善して行く段階でしばしば行なわれるのだから、よりよく生きようとすることは本質的には「偽善…[全文を見る]
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i:contd:1865316のことを語る