ァリンです。

お年玉くじのない年賀はがきのようだ

あー、はてな落ちてるわ

すもうとり

＃

かんろ

ハラコ

もれないようにしっかりと閉めてください

実録！素人美人なんちゃら本番何秒前！

いちにち一個のつもりだったのに、深夜だから日付が昨日だった！

男は強姦されないと思ってる人がわからない
http://d.hatena.ne.jp/kutabirehateko/20100105/1262718175

ブクマに気をよくして書いていたはてなダイアリーが気がついたらトラウマブログになっている件

よく心理学や精神衛生の本で、トラウマになっている問題に関係する記憶を取り戻すことで問題が解決する話がある。自分は問題の記憶をずっと覚えている方なのに問題が解決しないのはなぜだろうと思っていた。

医師にたずねてみたところ「思い出すといってもどんな風に思い出すかがだいじなのよね」と言われた。
その後わかったのは、記憶に対してどういう感想をもつか、ある経験をした自分という人間をどう評価、解釈するかが心身の健康に影響を及ぼすということだった。

昨日書店で「あなたはあなたと握手できますか」というタイトルの本を見た。そのとき思ったこと。

ちいさいころの私と私は握手できるかな？　出来ると思う。ちいさいころの私はちいさないじらしい女の子だ。ぜひ握手して守ってやりたい。
ちいさいころの私はいまの私と握手できるかな？　出来ると思う。いまの私は信頼できるやさしげな大人だ。ぜひ握手してなかよしになりたい。

こういうことを思ったのははてなダイヤリーで書いたことを、半日まじめに思い返したせいだった。うまく言えないけれど、これを書いたことで当時の自分を一人の幼児としてすこし客観的にみることができのだった。
　
性暴力加害者が身近な人の場合の被害者の心情
http://d.hatena.ne.jp/kutabirehateko/20100104/1262569475

一方で自分が経験したことを、内側から当事者として追体験することもできた。というか、そうなった。お母さん役をやらせてもらえると思ってうれしかったこと、むこうから遊びにさそってもらえてうれしかったこと。相手にそんなたくらみがあって、そんなことがおこると知っていたら違う決定をしたのに。そういう気持ちの浮き沈みはずっと忘れていた。

そして書き上げたエントリーを読んで、何かをとても期待して信頼したひとについて行き、手ひどく裏切られ性的に搾取された３歳児のことを考えた。とてもかわいそうだと思った。この子はいまどうしているだろう、しあわせになれただろうかと思った。この子はしあわせになってほしいと思った。

正直書いた直後は「こんなの性暴力のうちに入らない、よくも大げさに」くらいのことを言われるんじゃないかと思った。何人かの人が黙々とブクマをつけていった。それが抗議なのか同情なのかわからない。でも自分で自分が書いた文章をなんども読み返してみて、やっぱりこれは酷い話だと思った。人がどういおうと、この女の子は酷い目にあってる。かわいそうだ。

これまで自分が経験した酷いことを私はかなりちゃんと覚えている。でも自分のいまの状態とその出来事の繋がりをあまり意識してこなかった気がする。つまり事故にあったことは知っているけれど、その後遺症の影響を度外視して、事故がなかった場合と同じだけの健康と精神力を自分に期待していた。今回エントリーを書いてみて、それは現実離れした期待だと思った。