『世界の言語入門』黒田龍之助(講談社現代新書) 大学退官し当面物書きをするに当たって、文章修行として一日一言語、計90言語についてアイウエオ順に、平等に同分量、好悪の隔てなく書いたエッセイ集。 わたしこの人好きだなあ。 >>エッセイにどこまでの説得力があるか、なんともいえないのだが、読んでいるうちに何か外国語が勉強したくなってくれれば、著者としてはそれで充分なのである。(「はじめに」) ええ、なりました。