『禁忌』フェルディナント・フォン・シーラッハ(著) 酒寄進一(訳) ・途中で「あれこれもしかしてそういうことなの」と思ったら、ほんとにそういうことだった。いいけど、いいのか? ・中に出てくる架空の現代美術作品が嘘くさくなくて見てみたくなる。 ・弁護士が今まで読んだ著者の登場人物の中で一番人間くさくて癖があって愉快で、実写で見たい。 ・これとか『コリーニ事件』とか読むと、法に携わる職につく者の大原則、みたいなことを考える。