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日常のことを語る

(承前)零細個人事業主が名刺を一新しようと思った話、つづき。

活版印刷で名刺を作ろうと思い立ったち、最寄りの工房を訪ねてみたが、機械老朽化により活版印刷はやめてしまったとのこと。
ついでインターネットで見つけた、自宅から2キロほどのハンコ屋さんにも電話してみました。

繰り返し鳴る呼び出し音を聞きながら、これは開店休業か廃業では…と危ぶんでいると
機械応答寸前かというタイミングでで受話器が上がり、店名ではなく名字を名乗って年配の男性が応じてくれました。
用を告げると、

「活版印刷?
 んんー、もう無理かな」

とにべもなく、
「そうですか…」
としか言えませんでした。

次の候補は、電車を乗り継いで行く街の中。
ホームページがあるのでくわしく見てゆくと、だいぶ値が上がった模様で、名刺としてはびっくりする価格。
少々怖気づきつつも、看板と思えば安いものかもしれないし、運気を開いてくれそうなものでもあるし、
思い切って訪ねていって、紙など見せてもらいつつ考えようかと思っています。