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読了のことを語る

『世界屠畜紀行』 内澤 旬子
労作。
食べて、生きていくからには、やっぱり知っておいたほうがいいけれど、不自然なほど隠し立てされている屠畜まわりのことが詳しく書かれています。
理屈では分かっていたはずのことを、具体的に、他の文化との比較も交えて知ることができ、読み応え十分でした。
売れることをあまり想定していなかったのか、随所に各方面からの攻撃に対する脆弱性が発見され心配でパッチを当てたくなるけど、著者はそんなヤワなお方ではないでしょうね。