TAKEN AT THE FLOOD by Agatha Christie
宿主に死なれた宿り木の話。一番大きなひっかけ部分(とそれから帰結する犯人)はすぐわかったのだけど、犯人が○○とは。わからなかった。ちょっとヒロインが苦手。特にオチが。
『博士と狂人 世界最高の辞書OEDの誕生秘話』サイモン・ウィンチェスター(著)
タイトルの二人の人生ももちろん興味深かったが、OED自体の編纂方針や編纂方法、言語協会の役割、理神主義、統合失調症の変遷等々、考えるところが多かった。言葉はやっぱイデオロギーとかいうようなものと切り離せないものだなあと。だからこそ、この辞書の編纂方針は尊い。影響が大きかった理由がよくわかる。
メル・ギブソン主演で映画化って、ほんとにできたんかしら。
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