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ゆきのことを語る
ゆきのことを語る
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ゆきのことを語る
思えば渡しの結婚生活も、自分で自分の宗教を作っていたようなものであった。
世間への体裁、離婚ということへの抵抗と、それを元夫に口に出すことへの恐怖、生活の不安。
しかし、それすらを差し引いてもその宗教のわくから逃げ出したかった。
同じ死ぬのなら、絶望しながらベッドの上より、道端で野垂れ死にがいいと思った。
最後の水より、空き缶に残っているビールを、足りねえよと悪態ついてる方がいいと思った。
おもっゃんだか仕方ないべや゜ら
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信仰をお持ちの方を非難する気はまったくありません。
お寺や神社仏閣で自然に合わせてしまうことと、信仰をもつことになんの違いもないと思うから。
たださ、イスラムの神様と悪魔の絵のように、日本人には見慣れないと見分けがつかないようなことってあると思うんだな。
その判断ができるのはすぐではないから。
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誤解を恐れずはっきり言うと、新興宗教と言われる宗教には興味を持っていた。
次々に現れるカルト教壇と言われるもの。
教義を知る度に、なぜこんなことを信じるのだろう…信じられるのたまろうと、いつも不思議だった。
元アイドルが結婚式に参加したあの団体も、30年ほど前から興味を持って、言葉は悪いけれど観察していた。
後に日本を震撼させたあの団体も、かなり初期の頃に、この胡散臭い教祖を信用するひとたちがいると知って、驚きだった。
脱会した彼らは口々に親と家族の愛で目が覚めたと言ったけれど、迎えてくれる・迎えてくれても帰りたくない家が家族のひとたちは、その後どうしたのだろうかと、折に触れ思い出す。
帰れる場所、迎えてくれる家族ばかりではないことに当時の私は気づいていなかったのだ。
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群馬の夏は暑かった。
私がいたのは日本一暑い熊谷の隣の町で、連日40℃近い日が続いていたある日。
その少し前に日本を震撼させた団体の住所の身分証明をつけた、まだ少年に見える男の子が、冊子だったかを売りに会社にやってきた。
当時の勤務先の社長はそういうことが大嫌いで、ひどい言葉を投げつけることも考えられたので社長に見つかる前に早く出ていって欲しかった。
うちではそういうものは買えないし、寄付もできないからと断り帰ってもらった。
その後私は一時間ほど役所に出向き、戻ってきた車から、会社の近所の草原に彼が40℃近い天下に膝を抱えてうずくまって…[全文を見る]
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思えば、宗教に誘われたことは多かった
大学に進学して毎朝玄関で挨拶をするようになった、隣のクラスの子から、ある朝これに参加しないかとチラシをもらったのも宗教だった
その後も挨拶はしたけれど、それ以上の付き合いにはならなかった
その後の会社員時代、高校の同級生だった男の子と、少し年上の一時期よく遊んでもらっていた男性が一緒に訪ねてきたことがあった
なぜこの二人が一緒に?と思ったけれど、わけもわからないまま玄関で立ち話に興じた
一時間ほどたった時、今から教会に行こうと言い出した
いきなりやってきて、ゆきが家にいたのは神様の導きだと
私は…[全文を見る]
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W杯で盛り上がっていた頃だから、もう10年も前のこと
夜のバイト先で知り合った、私より少し年上の女性
離婚して娘さんとおかあさんとの三人暮らしだった
なんとなく話すようになったある日、素敵なひとを紹介したいと
…彼女の神様でした
娘に一緒に死のうと言ったが断られ、そんな時にであった神様に救われたんだそう
あなたの信仰を否定はしないけれど、私は興味がないとやんわり断ったら
私を信じろ!
と、メール
そのまま拒否に入れました
彼女はどうしているだろうか…と、ふと思い出した
その神で彼女が幸せでも、彼女の家族が不幸だったら、それは幸いなのだろうか…
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どこか行きたいなー。
遠くまで、車で。
やっぱり・・・・豊浜砂丘に行きたいな。
んで、海岸でビール飲むの。
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車で泣いてる。
母から電話がくるといつもこうだ。
スーパーの駐車場は仕事帰りの奥さんや子供を連れたお母さんが楽しそうに行き交い、ますます悲しい。
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36なんて私には若くて若くて羨ましいよ。
私の36はまだ私の人生が始まっていなかった。
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まぁ、私もなかなかうまくいかなくて、死にたくなったことは数限りなく、偉そうなことなど言えないわ。
でもねぇ…あまりにも早計、もったないよ。
こういうのも自分が年を取ったから言えることかもしれないけどさ。
当事者にはそれしか見えないものだものね。
自分が高校時代、いじめられていて登校が嫌で嫌でさ…
だから甥姪には、死にたいほど嫌なら学校なんかいかなくていいと言い続けてる。
本当はすべての子供に言いたいよ。
死にたいほど嫌な学校なんて行かなくていいんだよ。
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30歳未満で就職活動に失敗して自殺したひとが増えている…と。
そんなんで死んだら、アラフォーで資格もなしにパソコンもろくにさわれないまま、人生やり直そうと貯金もないのにリセットかけた私はどうなる。
大丈夫だ。
なんとかなる。
就職なんて死ぬほど重大な問題じゃあない。
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暗くなり、本格的な雷雨になりました。
まだ九時前なんて嘘みたい。
着替えて犬の子守りに行ってきます。
きっとがたがたふるえてるはず。
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わざわざ鬱々する必要はないので、チャンネルを変えた
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おばあちゃんの肌色のシャツとズボン下が、たくさんたくさんひるがえる、私の部屋の本日のベランダ。
・・・ちょっと恥ずかしい・・・。
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現在の気温23度
軽く掃除したら暑くなって来た。
夏物出そうかな・・・・。
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明日の気温の予想にすっかり浮かれちゃって、海に行きたいな…とか
「菊次郎の夏」のあの美しい白い砂浜と海が見たくなったのだけど、調べてみたら豊浜砂丘というのよねぇ…
豊浜っちゃあ…
おまけに隣接しているわ
政治に思うことは多々あれど、別に今の現地になんの不都合があるじゃなし
しかし…この時勢に誰をわざわざそんな場所に誘えるというのだ
私がよくても相手は困ろう
ひとりも寂しいしなぁ…
ちえっ
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ま、いっかー。
お風呂入るよ。
お風呂は頭から洗う派です。
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そして…おやすめない……
/ゆき