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展覧会のことを語る

法然上人八百回忌・親鸞聖人七百五十回忌 特別展「法然と親鸞 ゆかりの名宝」
・お年寄り率高い!大盛況!おそらくですが門徒さんがバスを仕立ててやってきてると思われます。ものすごく真摯な態度で観覧されています。法然・親鸞以降の上人さんも馴染みらしく「◯◯さんだ…」とつぶやく姿などが散見されます。
・日々念仏を上げ、亡くなるときはお布団に入れて息を引き取る時まで念仏するための仏像ということで、巨大なものは作られなかったそうです。作りも精緻なものから、ざっくり力強いものまでいろいろでした。今まで巨大寺院の国宝級仏像ばかり観ていたので、新鮮でしたし感銘も受けました。
・仏像の一つが忽那汐里さんに似ていました。

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日本画どうぶつえん@山種美術館
・ポスター中央、一押しの「班猫」は前期のみ展示。でも年末年始のザ・ベスト・オブ・山種コレクションに展示されるそうです。
・日本画らしいのから、らしくないのまで、いろいろ。どれも面白かったです。
・これ、前どこかで見た何かに雰囲気が似ているなど思えど、それがどこのなにか思い出せない…でも、まぁ、蓄積だ蓄積!

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「シンセシス」名和晃平 @東京都現代美術館
・1周目は何も持たずに、出口に作品説明の紙があって、2周目はそれを読みつつ鑑賞するという趣向。何もなしで見る1周目の方が断然いい。
・扉の大きさに切り取られた隣の部屋の風景も作品のよう。
・ポスターになっている鹿、じろじろじろじろ気が済むまで見ました。球状物質と規則正しい配列に恐怖や悪寒を感じる人には辛いかも。私もそれらが怖いのですが、美しさに惹かれて(怖さが思い出されると一生懸命忘れるようにして)観ることができました。

いろいろ意味があるらしいですが、単純に素材の面白さや単純化された美しさが面白かったです。ただ、あまりにもきれいなために簡単に消費されてしまいそうな感じもしました。そういう意味もあるのかな、説明あんまり読まなかったもんな。

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『没後150年記念 破天荒の浮世絵師 歌川国芳 〜後期 遊び心と西洋の風〜』
・猫、金魚、猫、雀、猫、狸…など、動物モチーフの浮世絵がかわいい。猫のいちいち赤い首輪と鈴の描いてある姿は、愛情たっぷりです。首輪もただの紐じゃなくて中に綿が入っているみたいなふっくらした結び目。雀の吉原の風景も、狸のきn…(自重)
・市井の人々の群像画っていうのかな。活気があって楽しげでよかった。
・美人画は衣装がステキ。豪華というより…なんていうか、あー、パンク?違うかー…。つまりカッコいい!

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「不滅のシンボル 鳳凰と獅子」
・鳳凰が最初から完成形でほとんど変化がないのに比べて、獅子は結構いろいろなスタイルがありました。
・獅子が実はライオンなんだよ!とわかってからのライオンの日本画がステキでした!
・今日観たものもよかったけど、若冲の「すっごい鳳凰」とか「モザイクみたいな象」が前期のみの展示で、がっかり(´・ω・`)今日のも観られてよかったけど、ああいう有名なのは前期後期でわけてほしいなぁ。
・印象に残ったのは
「花鳥図押絵貼屏風(伊藤若冲)」 とにかくかわいいし洒落てる
「能面 獅子口」 なんとなく笑顔に見える
「獅子図(小林清親)」 気高いかんじで、気持ちがすーっとするような
「獅子(榊原紫峰)」 迫力!

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太田美術館『没後150年記念  破天荒の浮世絵師 歌川国芳』
・前期〈豪傑なる武者と妖怪〉は6月26日まで。後期〈遊び心と西洋の風〉は7月1日~7月28日
・武者絵、迫力があります。写楽の描く人はジョジョ立ちっぽくポーズを決めていても、体重の乗っているのがはっきりわかる、ちゃんと立ってる絵でしたが、国芳の描く立ち姿は人が立っているというより、平面構成っぽいかんじでした。
・三枚使いの大きな絵の迫力のある巨大なモチーフもいいし、端っこの方にちょこちょこ描いてある脇役、小道具も面白みがあってよかったです。
・雷が落ちる絵は、左右で時間の経過を感じられる構成。
・後ろ姿の自画像の膝元に猫。猫好きアピールがなんだかかわいい。

有名な骸骨の絵や、巨大な鯉の絵、三国志の武者絵は前期です。
猫尽くしはありませんでした。後期で展示されるのかなぁ…。チケットの半券を提示すると100円引きになるそうです。後期も観に行きます。

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『写楽展』
・第二会場、写楽第1期〜第4期まで、ずらっと並んだ浮世絵は壮観。思っていたよりサイズは小さいけれど、思っていた以上に細密。
・「途中から写楽本人は描いていない」説がありますが、時系列で見ていくと確かに「ここか!」という絵の変わるポイントがあります。
・第一会場、他の絵師さんの役者絵との対比を見ると、写楽は抜群に上手い!表情がチャーミング。
・やはり私は第二期の全身の絵が好きです。ポーズも構図もとてもステキです。

今週末までなので、混んでいました。母の用事で15時に行ったのですが、2時間では十分には観きれませんでした。

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『五百羅漢ー増上寺秘蔵の仏画 幕末の絵師 狩野一信』江戸東京博物館
・衣服の柄、皺、執拗に描き込まれた羅漢の異形とも言える容姿容貌、迫力があります。
・棕櫚が描かれるなど、中国風を通り越したエキゾチックな背景。木々だけではなく、布を止める紐までも生きているみたいな、艶かしいくらいのくねくねぶり。
・一幅の羅漢図に描き込まれるだけ描き込まれたドラマ。端っこの方でも何かストーリーが展開しています。

絵師狩野一信は五百羅漢図の制作に十年の月日のみならず、自分の健康と命も注ぎ込んだようです。残り四幅を残し亡くなり、後は奥さんと弟子が引き継いで完成させたそうです。実際はそれ以前から徐々に制作から離れていたようで、作風の変化(衰え)がだんだんとですがはっきり見られます。それも含めて観に行ってよかったなぁと思います。

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『フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展』
・フェルエール、少なっ!
・セピア色の風景画を描く人の絵が、どれも幸福そうでよかったです
・どうしてでんでん虫が描きたいのか

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『百花繚乱 桜・牡丹・菊・椿』山種美術館
・すごくよかったです。出来たら空いている平日にもう一度行きたいです。
・川端龍子「花の袖」、ぱっと見はなんてことなかったのですが、花びらを眺め始めたら目が離せなくなりました。小林古径の「白華小禽」はすっきりしているのにどこかふっくら艶かしいかんじ。 西田俊英の「華鬘(けまん)」は東欧の絵本のような色合いと、散る花びらがきれいでした。あれもこれもよかったなー。
・見終わって遅いお昼に担々麺を食べ終わるまで、なんだかドキドキしたままでした。

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『鹿島茂コレクション1 グランヴィル 19世紀フランス幻想版画』練馬区立美術館
・「私、マフをいただきましたの」かわいい。動物モチーフはわかりやすくて、観ていて笑顔になります。
・空や星がテーマの作品はとてもキレイで、構成がかっこいいです。
・19世紀の、といっても古くさく感じません。萩尾望都とかがよくこういう画面構成していたなぁって…古い…?

細密画を学び、版画家になった方のようです。版画という手法のなかで,自分の空想を描き出し、スタイルを確立された方だと思うのですが、もし現代にいたらどんな表現方法でその空想世界を表したかなぁと思いました。

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シュルレアリスム展ーパリ、ポンピドゥセンター所蔵作品によるー
http://www.sur2011.jp/

・展示作品数多いです。写真作品の展示も多く、短編映画の上映もありました。見応えがあります。
・「おまえらも◯っぱいか!」など心の中で思いつつ。初期の作品は感情が生々しい分、見ていてなんだか恥ずかしいような(作品が恥ずかしいんじゃなくて)気がしました。もじもじするっていうか、そういうかんじです。
・後期のアメリカでの作品はぐんと洗練されて公共性が高くなったような気がしました。

*中華キャノンあります

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平塚市美術館 堀文子展いってきました。
http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/2010206.htm
御年92歳(たぶん)の日本画家、堀文子さんの、1941年から2009年の作品80点が展示されています。作風や対象、技法を次々と変えながら、現在も成長中だそうです。
どの作品にもリズムとユーモア(っていうか愛嬌とおかしみ)が感じられて、よい展覧会でした。
 

これは展示会場への階段に貼られた「葉切り蟻の行列」シールです。階段を上がる時に人と蟻が協調するように大きく作るのに、予算的に苦労をしたと学芸員さんがおっしゃっていました。