秋桜 × あばれ
祭明け踏みしだかれた野の畔に秋桜ひくくあばれ咲いたり
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秋桜 × あばれ
祭明け踏みしだかれた野の畔に秋桜ひくくあばれ咲いたり
紫陽花 × 境目
境目を滲ませ咲いた紫陽花の罪とともに灼かれたくあり
吾亦紅 × 炎
燃え尽きた炎の痕をたかだかとかかげて怖じぬ吾亦紅
ランプ
励
境目
あばれ
従
かばん
っている
少な
のうち
炎
以前やってた乱題詠で「泣草図譜 やまばと編」に使う短歌9種類をそれぞれの草花にくみあわせて詠みました。9つしか草花がないのでひとつだけは「鳩」×「かばん」で詠んでます。(さっきの)
ゴミ箱は空にしたのにかばんから飛び出した鳩追いかける夢
お題:かばん
ハァ~~イ♪ みんな暑いけどがんばってる?おばさんも汗で和紙がペタペタするやんけとぼやきながらがんばってるわよ。はい、気になる今日の進捗☆(誰も気にしry
本日のデザート。パンケーキを朝焼いた残りにいろいろのっけ。
印刷物はネプリの歌集です。獅子座のひとを公募して獅子座テーマで編まれています。テーマのせいでしょうね、SSっぽい構成になってるのとか一味違うものが読めました。こういう遊びも面白いなと。
詳細はこちら →
「2016阪神夏の古書ノ市」
8月10日(水)~16日(火)
和紙で和綴じの小さい詩画集『泣草図譜』の制作が楽しかったので別のバージョンを作ってます。自分が楽しんで作れる冊数だけうんと楽しんで作ろうと思います!
通称テキレボは文章系メインのイベント@東京 です。次回で第4回目、10月開催予定です。
推敲と自作解説
・漁火(いさりび)をかこふ葡萄のむらさきや遠く遠くカナンといふ色
(海の民、フェニキア人、その特産物であったという布の紫もカナンと呼ばれていたのではないかということをウェブで拾い読みしてでてきたもの。「知るすべもなし」が論理的すぎてぶちこわしだなと思ったので言い換えました)
・有田から届きし一客あざやかな翡翠を隠す葡萄唐草
(当時福岡配属だった兄が一客だけ買って新婚家庭に遊びに来ました。高級品だし遺品になっちゃったし使うチャンスがありません。全面的に変えたのは碗皿のことを詠んでいるのが全然伝わってないじゃねーか!…[全文を見る]
漁火(いさりび)をかこふ葡萄のむらさきや遠く遠くカナンといふ色
有田から届きし一客あざやかな翡翠を隠す葡萄唐草
テーブルに葡萄一房置かれれば厭(あ)かないでいる証のようで
そうかなとまず云ひし舌くるくると凍った葡萄の皮を剥がせり
「この葡萄酸っぱいやん」と口に出す愚かなキツネは胸の中に
推敲しました