妻「 (`・ω・´) キラリン 」
超「美容院に行ってきたんだね。かわいくなったね」
妻「 (・ω・)コク 」
今回も「美容院スルー」をしませんでした! よかった!
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妻「 (`・ω・´) キラリン 」
超「美容院に行ってきたんだね。かわいくなったね」
妻「 (・ω・)コク 」
今回も「美容院スルー」をしませんでした! よかった!
[昨日の長男]
スイミングへ行く用意を本人と夫に任せたら、まんまとタオルを忘れて出て行った。
タオルを持って夫が早めに迎えに行ったけれど、いつもより早く終わったらしく既に服を着て出て来ていたそう。
Tシャツ貼りつかせて帰宅…ていうか、サウナあるんだから、少しは乾かせよーーー。
うたた寝していて夢を見た。
ホームセンターで買い物して車に戻るともちおが運転席にいる。
運転してくれるの?というとニコニコしている。
運転する様子を動画に撮りながら「これからはもっとたくさん動画を撮ろうね」と伝えた。
どこにいたんだろう?病院から戻らないと思ったけど、病院にいたのか。
「たくさん動画を残しておいてね。わたしにメッセージも残してね」
と話す。
いつも着ていた深緑のダウンジャケットとキャップ姿で、もちおは元気そうだった。
短い夢ですぐ目を覚ました。
何かいっていたかどうか思い出せないのが残念。
このサメ写真口の中に入って、集合写真撮れたりしないのかな…
数多くのPCと数えきれないHDDを残しながら家族で使っていたメインPCのHDDがどれだかわからない。
出会ってから18年分の画像や動画が10年分以上なくなっている。
当てにしていた拠り所が見つからないまま明日HDDは処分する。
二年半も時間があったのに、わたしももちおもどうしてこのことに気づかなかったのか。
次男、人生初の家出宣言。
兄弟げんかのあとで
「もう!おとうと(兄のこと)のいないいえにいく!!」
のあと、私がサンドイッチづくりに手を出したのが気に入らず、
「おかあさんも、おとうさんもいないいえにいく!!」
気が強いなあ……
東京からお土産におにぎり(もう家で米炊けるのにね)とさつま揚げを買ってきてくれました。
一時間ほど家に滞在して泊まりの仕事に出かけて行きました。16:40頃
帰りは明日の17:00とのことですが仕事中どれくらい仮眠できるのかいつも心配。明日の朝8:15から通常の仕事。
まめ夫さんの職種にも働き方改革の波がくれば良いのに。
まだ物流が回復しきっていないのと長引いた停電の影響で全般的に品薄です。長期停電地域になってしまった生協は生鮮品がほぼ全滅だったので、いつもと違うスーパーに行ってみると、わりと普通にたくさん食品が売られていました。(牛乳やパンはなかった)
妻「やっとおにくが食べられる~!ヽ(*´∀`)ノ ヨカッター」
ずっとカップ麺だったので、たいへん喜んでおります。
声が出なくなっても
口の形で「愛してる」と言い続けてくれた。
あの声をいつか思い出せるだろうか。
まだ心の整理がつかない。
つく日なんて来るのか。
みんなもちおを忘れないでね。
こんなときどうするか、もちおが決めておいてくれたらよかったのに。
子供のような真っ黒な目を向けて
「もうすぐ痛いのがとれるよ」
という妻の言葉にすがるようにうなづく。
痛みは取れず、激痛に七転八倒し、ベッドから床にへたり込んで呻く。
こんな思いをさせないために転院したのに、わたしは無力だ。
今日は結婚してからはじめて愛しているとも好きだともかわいいともいわれなかった。
「はてこさん、ここに座って」
と隣を指したが、それは愛しさからではなく、ベッドの位置をかえたいためだった。
二人で写った写真の数々を見て泣く妻の横で、もちおは気味悪そうにぼんやりしていた。
現実は愛しているよで終わる物語ばかりではない。
丑三つ時のホスピスで姿勢が定まらずああでもない、こうでもないと動き回る。
気を逸らそうと忌野清志郎の「毎日がブランニューデー」をYouTubeで流したら立ち上がって踊っていた。
もちおと踊るのはいつも楽しい。
まだこんなお楽しみが残っていたとは。
妻が隣で泣きながらスマホをトントンしているので、トロンとした半開きの目のまま驚いて、グラグラする腕で身体を支えて起き上がり、腕の中の妻の顔を半目でのぞき込む。
「もっちゃんを危ない目に遭わせてはてこは悔しいんだよ」
泣きじゃくる妻を必死でなだめようと言葉にならない息を吐く。
わたしはもちおがやせ細ってしまって
桂歌丸から飢餓難民みたいになり
三白眼でテリー伊藤みたいに焦点があわなくなり
ホラー映画の怪物みたいなぎこちない動きをするようになって
その姿があまりに強烈で
いつか元気だったもちおを忘れてしまうんじゃないかと不安だった
でもい…[全文を見る]
いいこともあったって忘れないでね
というもちおの声が運転中に頭の中に閃いて、「どうしてなんだ」と思わずにいられなくて泣けた。
緩和ケアへ入る前の最後の入院のときのこと
深夜に病室から電話をかけてきて長話をした。
「今度もちおから電話が来たら録音しようと思っていたのに忘れちゃってたよ)
「また今度したらええ。また今度できるそいや」
二人とも泣きながらまたねといって切った。
もちおはいま隣で息をしているけれど、もう電話をかけることはできない。
いろんなことが知らないうちに最後になる。
おしまいだらけの夏だ。
クソ医者がわたしに無断で薬を増やした直後、まだ薬が利き始める前に、はてこ妹がQooを買ってきた。
もちおはハッと顔をあげ、しっかりした声で「本当に?!やったー!!はてこさーーん!」と言いながらガッツポーズをとった。
「妹子が買ってきたのにごめんね!はねこさん、氷だして!コップも!ベッド下げて!よし、ストップ!」
もちおはQooをひとくち飲み、満面の笑みを浮かべ、二口目を飲もうとしたところで糸の切れた人形のようにガクンとうなだれた。
いま振り返れば明確な意志の疎通とそこから続くリアクションが出来たのはこのときが最後だった。
クソ医者殺したい。
「もっちゃん、わたし誰だと思う?」
「さいしょのばしょにいたひと」
「え?」
「さいしょのばしょにいたひと」
「最初の場所にいた人?」
胸にずしんと重い痛みが走った。
「みやさんは、さいしょのばしょにいたひと。こっちへきて」
熱のこもった痩せ細った腕で抱きしめてくれたもちおの胸にはかつての厚い胸板はなく、かわりに痛々しく浮き出た肋骨がある。
けれどもたどたどしい「だいすきだよ、あいしてる」は相変わらずもちおの愛情にあふれていた。