訥々とした、楽しい一冊でした。彼女の音楽によく似ていると思いました。
それで、読書感想文をしたためました。
https://poolame.hatenablog.com/entry/2019/11/14/105020
お話しするにはログインしてください。
訥々とした、楽しい一冊でした。彼女の音楽によく似ていると思いました。
それで、読書感想文をしたためました。
https://poolame.hatenablog.com/entry/2019/11/14/105020
夜ベッドに入って寝る前はいつもしばらく本を読んでいる。眠くて読んでいる内容が頭に入りにくくなったり、眠くはないけどそろそろ寝なくちゃという時間になると本を閉じて枕元の電気を消す。
そういう時に読む本はあんまり重いもの(物理的というより内容が)だとその後の睡眠に影響しそうなので、自ずと軽めの時代小説とかエッセイが中心になっている。しかも、以前一度読んでわかっているようなやつ。
そして、最近は読書時間がほぼ就寝前だけになりがちなので、新しく買った少し硬い本とか長編小説がどんどん積ん読化していて困ったもんだ。
二十年ぶりくらいに『人間失格』を読みました。大庭葉蔵、親が官吏にするつもりで東京の高校に行かせようとして、実際行けているから、書いてはいないけど、勤勉な面もあったはずで、そういう、書かれていないことや大庭葉蔵に書けなかったことが気になる。末っ子で、人間扱いされなかった。父も兄も彼に落ち着けというだけで、導いたり生き方を示したりはしない。女たちに慕われるのは、彼が男性社会からはじかれているからで、哀れみと同情と共感がベースにある。大庭葉蔵自身にはそのことがわからない。そのただ中にいるから。ふ〜〜。
[今日wikipediaで得た知識] 「人間失格」の英語題名が「Human Lost」だとしたら掌編のそれとかぶるけどどうなっているのだろう。「Human Lost (Novel)」みたいな感じかしらと思ったら、ドナルド・キーンが訳したという「No Longer Human」というタイトルで知られているようだよ。 https://en.wikipedia.org/wiki/No_Longer_Human
くたびれたら寝ころべ!
悲しかったら、うどんかけ一杯と試合はじめよ。
「HUMAN LOST」より
私は基本、ずっと「物語」を読むのが好きな人で、なのでルポルタージュは読めるんだけど、論文は大変難しく、だから、「戦争と性暴力の比較史へ向けて」はふうふう言いながら読みました。こういうの、読めるとこ、読みたいとこだけ読んでもいいのかなあ、と思うのだけど、そうすると読み落とすし、私はそんなに自分のことは信用していないのだよねえ。今は、結婚差別の社会学、を読んでいます。ふううふう。
ロシアといってわたしが最初に思い出すのが「貧しき人びと」の「ワルワーラさん!」なのですが、ラテン語にして英語圏にいくと「Barbaraさん」なんですね。
http://www.gutenberg.org/files/2302/2302-h/2302-h.htm#link2H_4_0001
キリル文字「Варвара」の置き換えだとそうだね。
https://ru.wikipedia.org/wiki/%D0%92%D0%B0%D1%80%D0%B2%D0%B0%D1%80%D0%B0_%D0%94%D0%BE%D0%B1%D1%80%D0%BE%D1%81%D0%B5%D0%BB%D0%BE%D0%B2%D0%B0
ドストエフスキーは11月11日生まれだそうだよ。
本じゃないけど…
この記事とても良かったです。
メタな視点が入るのも誠実で好印象。
銀の匙読んでたから余慶にかも。
https://imidas.jp/olympic/?article_id=l-89-002-19-11-g787
ああ、銀匙もあと四回だし、ハイキュー!!も終章がどれだけ続くのか。
切ない。
o 反復(くりかへ)すな。
x 反復(はんぷく)すな。
「はんぷくすな!」って関西の芸人さんがいいそうだな!関西弁って文語に近いのかしらとまでは思った。(仏教徒/談)
続編が出てたので母に買ってあげた。
矢部さんにとって大家さんとの出会いは大きかったけど、大家さんも晩年矢部さんに出会って幸せだったんじゃないかなぁ。
若い頃は古本屋を巡っていましたが、最近は…国会図書館の閲覧で済ませるようになってしまいました。
http://qohelet.hatenablog.com/entry/2019/10/31/234817
探し求めた本と、ようやくのご対面でございました。
佐藤正午「月の満ち欠け」
1 「佐藤正午が岩波文庫に!?」
2 「岩波文庫的」なんていってもここまでデザイン似ていたら岩波書店と問題には!?
3 「岩波書店?ほんとに岩波書店?(確認)」
と書店で楽しませてもらいました。伊坂幸太郎が帯にコメントを出しているよ。
https://tanemaki.iwanami.co.jp/posts/2443
>「岩波文庫」への収録も検討しましたが、長い時間の評価に堪えた古典を収録する叢書に、このみずみずしい作品を収録するのは尚早と考え、でも気持ちは岩波文庫という著者のちょっとしたいたずら心もあり、「岩波文庫的」文庫になりました。
昨日から読書週間(10月27日から11月9日まで)が始まりました。各地での古本まつり(https://www.kosho.or.jp/event/list.php?mode=init)やブックフェスタのほか、かわったところでは「ジュンク堂に住んでみるツアー」(募集は締め切り済み)など書店でのイベントも楽しみな時期です。私は積ん読を消化したいのですが、たまには普段行かない街の本屋さんに行ったりもしてみたいなあという気持ちです。
ブックオフオンラインで9冊購入しました。本当は著者のためにも新品で買いたいところなのですが、最近ケチになってしまって節約とケチは違うとはいえ、ついつい必要なものでも買わなくなったり…本に関しては結構積ん読が多いというのもあります。書籍を気軽に買わなくなったので今回は古本にしました。日本語についての文庫本や一般常識・時事の本、手紙についての本などなどいろいろなジャンルを買ってみました。古本は比較的気軽に買えるので冒険できるような気がします(笑)
おはようございます。
十二国記、「黄昏の岸 暁の天」まで読み終わってあとは外伝二冊なのですが、
リアルタイムの読者はここから新刊まで、18年待ったってことですよね?
ひぇぇー これは、これは休暇とる気持ちもわかる…
はてなブログに感想を書きました。
『前世療法』セバスチャン・フィツェック
https://nakanohitsuji.hatenablog.com/entry/2019/10/19/202354
ミステリー小説です。
図書館に寄ったらリサイクル棚に偕成社版アルセーヌ=ルパン全集がずらっと並んでて。あらー、と児童書コーナーを確認しにいったら、やっぱり今まで置いてあった棚にない。そうかーリサイクルかー。ずっとあったものね。自分が子どもの頃にも図書館でこの全集借りて読んでて(もう内容の記憶がない&別巻5冊読んでないのが心残り)、ここの図書館にもあることに勝手に親しみを感じていたのだが。一冊もらってきました。画家・田中槇子さんの挿絵がすてき。
北村紗衣『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』、おもしろかったよ! 映画を見ながらあるいは本を読みながら、自分がうまくその世界と関係できていないなあと感じることがあって、そういうときに補助線を引く方法ないし、自分に対して「一旦、待て」という構えみたいなものが優雅に示されていて、とても楽しい本でした。
雨夫さんが松本清張の『点と線』を読み終えました。
雨夫「(表紙をしげしげと見て)で、お前、だれ?」
雨子「……ジャック・ニコルソンなんじゃないの」
雨夫「あれはもっと愛嬌あるじゃん。笑ってるし」
雨子「愛嬌……えっ、読み終えても誰だかわかんないの?」
雨夫「わかんない」
雨子「えー」
雨夫「もしかしてお前あいつか? 文庫版『ブラック・ジャック』のあいつ?」
(参考:「文庫版『ブラック・ジャック』のあいつ」)