『ゼロワンOthers 仮面ライダーバルカン & バルキリー』
・(承前)から続く前後編。兵士のロボットを売り捌くための「必要悪」として開発されたライダー滅亡迅雷。単純な暴走ではなく、開発した企業だけを狙った。自分たちを悪役にして人間とヒューマギアの和解を狙うのか。
・合議システムのAIの命令で動いていた兵士も自分の意志で論争を始め、人間に敵対する者と協力する者に別れる。内容はそうではないが「行き過ぎた正義は悪」と言うのは冷笑系の香りもするから表現気をつけて。
・TVシリーズ以上に人間とAIの共存が困難なことを描く。それでも損得だけでは行動できない人間の感情に揺れるAIを観られるのは良い。TVはお仕事ヒューマギアがテーマだったので、いつかAIがブルシットジョブの概念を知ってくれたら泣くと思う。
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今日観た映画(DVD)に3行コメント!のことを語る
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『セイバー×ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』
・仮面ライダー50年、スーパー戦隊45作品を繋ぐのは青年時代の原作者しかいない。過去のコラボ映画より競演の必然性があります。スーパー戦隊は人数の都合上歴代レッドだけ参戦。
・読者を楽しませるために自分が生み出した登場人物を苦しませないといけない矛盾。悪の匂いのするヒーローしか描けない苦悩。ヒーローを通じて人間を描くのが石ノ森章太郎。その悩みに向き合う神山飛羽真(仮面ライダーセイバー)が小説家だったことを巧く活かしてました。
・藤岡弘、御大は少し痩せたが本郷猛はムキムキじゃないほうが合ってる。初期の旧1号ライダーが見れたのは収穫だが、それなら旧2号も見たいし一文字さんも呼んでよ。(イベントには佐々木剛さん来たけど)
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『クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』
・風間くんが応募した私立小学校にしんのすけ達5人が一週間体験入学。AIが管理するエリートポイントで採点され、ギャルでも勉強とスポーツが出来ればエリート扱い。ポイントがマイナスなら下層クラス。
・原作でもしんのすけが小学生だったら?というエピソードがありますが、風間くんは私立に通うため未登場。同じ学校に行きたいのに、自分だけ私立に行く淋しさが伝わらないことからのすれ違いがよく描けてます。
・ラストはしんのすけ達4人と風間くんのマラソン対決。エリートポイントで採点しても無駄なことの中に大事なものがあるように思えます。映画館まで見に行ったのはヘンダーランド以来25年振りですが、行って良かったよ。
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『金子文子と朴烈』
・DVDで観ましたが今年一の当たり。金子文子役は日本人俳優が難しいのかチェ・ヒソさんだが発音はしっかりしている。政治家や弁護士を中心に日本人俳優も起用しているので自主規制なのかは不明。
・反日映画と言われそうだが、日本政府の中に大逆罪での弾圧と司法の独立の対立があり、一枚岩ではないことを描いてる。朴烈も日本人テロリストの難波大助を知って自分を大きく見せようと演じているよう。金子と朴が刑務官(憲兵?)や取り調べた刑事すら引き付けるのは日本社会の多様性とも言えるぞ。
・それでいて金子文子が天皇の恩赦を拒否して死を選ぶのは、自分の尊厳を権威に預けない意地がある。朴烈は生き延びているので、そこを擦れ違いと捉えるか難しい。
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『ゼロワンOthers 仮面ライダー滅亡迅雷』
・仮面ライダーゼロワン本編の主役はAIを開発する会社の社長でしたが、スピンオフでは自我を確立したロボット「ヒューマギア」である滅・亡・迅・雷の4人が主役。
・自我を持つヒューマギアたちを兵士として軍事利用しようとする企業。戦いに最適な選択肢をAIの合議システムで決定するので、確立されたAIの自我は排除される。
・兵士たちを解放するために滅亡迅雷の4人がひとつのライダーになって戦うが、その姿こそ兵士を売るための「必要悪」。4人の意志を失い暴走したところで続編に続く。
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『劇場版名探偵コナン 緋色の弾丸』
・赤井秀一と家族を中心に描いた内容だが黒の組織は出てこない。スポーツの大会とリニアが舞台。リニアのトンネル中に軽い弾丸を飛ばせばどうなるか?
・FBIの冤罪を扱うかと思いきや犯罪は事実、詳細が隠蔽されたのも証人保護プログラムのため。社会的ミステリー好きとしては、事実の公開のさじ加減まで持つ公安捜査を肯定するのは好きじゃない。
・しかし脚本の櫻井武晴氏はパンフレットのインタビューで『犯人の前に真の加害者がいる、その加害者が正義。過去の正義によって現在の事件が生まれる』とも語る。相棒も手掛ける櫻井氏が違和感を捨てていないのが救い。
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『シン・エヴァンゲリオン劇場版』
・観賞後に気分が重くない映画はシリーズ20数年で初めてかも。ミサトさんをはじめ主要な登場人物が歳を重ねたので、今までに比べればダメだった大人が責任を果たそうとしている。アスカの至言、『生きたくもないが死にたくもない』状態のシンジ君。自分にもよくある。
・息子以上に元凶は親父、父と子の対話が幾多の犠牲の上に実現。若者が拗らせるのは当然、しかし拗らせきった中年は迷惑。私も仕事が嫌いと言いすぎないようにしないとね。
・多くの人とのつながりが欲しいのも、一人が好きなのも程度の問題。常時つながっていたいのも迷惑だし、いつも一人じゃ生きていけない。乗り鉄としては新所原駅で降りたことはあるから、次は宇部新川駅で降りよう。
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『仮面ライダーセイバー 不死身の剣士と破滅の本』
『仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』
・いつもはライダーコラボが目玉だけど、今季は夏映画が中止になり二本立て上映。
・『セイバー』 本の世界で戦う剣士たちがライダー。世界の命運を懸けた戦いを描くのは20分では無理だって。
・『ゼロワン』 TV版は自我を持つAIのロボットとの共存がテーマ。映画は死んだ恋人の脳をデータ化して保存、恋人と暮らすための世界を造ろうとする仮面ライダーエデンが描かれ、伊藤英明が演じる。
・理想の世界のために信者の決起を求めるが、最後には信者が言うことを聞かず暴走。合衆国大統領を予言したみたい。
・編集の苦労か二本とも戦闘シーンが多い。『ゼロワン』は80分ほどあったので特撮以外を増やしてもらいたかった。
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「パラサイト 半地下の家族」
・早くも地上波で放送してくれたのはこのステイホーム推奨のおかげ、序盤からテンポよく引き込まれあれよあれよと意外な展開に映画を見る喜びに浸りました
・被災していることを隠して災害どこ吹く風の富裕層に別世界で仕える(だけではないが)お仕事に呼び出されていく格差の描き方が見事
・画面からにおいがしなくてよかった…かもしれない
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「レヴェナント」
この間BSでやってた。
・最初に、残酷な描写があるので一部削っているというような表示が出たのだけど、個人的には、作り手が良いと思って入れているものを勝手に削るのは野暮だと思う。
警告だけ出して、苦手な人はごめんねでいいのでは。
・寒いし痛いし、次から次へと絶望しかない。心が折れそう。
・隊長が部下に切れ散らかすのは違うと思う。できそうにない人にやらせて、色んな人に迷惑がかかったのはあなたの責任でしょ。
ああ、もしかして、だから「あんたと行く」なのか。
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『罪の声』
・題材はグリコ森永事件。過去にも高村薫『レディ・ジョーカー』、内田康夫『白鳥殺人事件』などありますが、犯人グループの脅迫電話に利用された子どもの苦しみを描くのが特色。
・内田康夫や高村薫は事件だけを書いているので、犯行後もグループから逃れられなかった本当の地獄を描いて内容を深くした部分が過去作より上。
・警察を恨むが故に子どもを巻き込む親。非難されて当然ですが、そこまで自分を見失う瞬間も含むからこそリアリティがあります。
・罪の意識に苦しみ続けた男に宇野祥平さんというイケメンでない俳優を使うからこその説得力。主演の星野源さんのファンの女性と観に行けるかと思いましたが、諸事情で叶いませんでした。
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『朝が来る』
・ディスタンスでの初鑑賞。辻村深月原作なので、河瀬直美監督映画にあるボソボソした台詞回しは抑え目。
・産みの親が育てられない子どもを養子縁組する団体。養親の共働きを認めない方針は事実なのか。
・子どもを産める支援はあっても、子どもと別れた親を支援し学び直せる体制には程遠く孤立の原因になる。
・不幸な出来事よりも、それを回りになかったことにされるのは耐え難い。作品の舞台の一つが奈良県だが、世間の嫌な部分がよく描けてます。
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「コンフィデンスマンJP プリンセス編」
・すんごい娯楽映画~。お金も掛かってそうだし何よりちょっと出の役者さんが多くて豪華。出しおしみしない感じがとてもいい!もっともっとこういう映画増えればいいのに~。
・ハラハラしながらも、うーーーでも多分大丈夫なんだよね、っていう安心感もあって面白い。ボクちゃん、リチャードおなじみの面々も変らなくていい!
・ダー子役の長澤まさみがいろんな衣装で出てくるの楽しい、目の保養~^^「エール」のミュージックティ…が出てたよ~。ここでも変な英語使ってた^^
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「ANNA アナ」
・女の敵は女そして女の味方も女?アナ、優秀で切れもので知識もあって…なんだけど、完璧ではなくてどこか隙もあるようなうまいこと運に助けられたりもして。うん強運なんだね。
・味方になる男は何故かみんなアナが好きになるって…魔性!モデルの一緒に暮らしてたあの子きれいだったなぁ。
・過去と現在をいったりきたりして物語が進む。ああ、あの時はなるほど~!って面白かった。「ビッチ!」は蔑むだけでなくてこういう言葉の使われ方もあるんだな。良かった。
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『名探偵コナン ゼロの執行人』(2018年)
・公安刑事が主役なので、左の翼から批判記事も出た劇場版。⇒https://lite-ra.com/2018/08/post-4202.html翼までは行かずとも左肩ぐらいが立ち位置の私も警戒して見ました。
・爆破テロを事故として処理させないために毛利探偵を容疑者に仕立てた(後に釈放)公安の安室透と、普段から毛利のおっちゃんを麻酔銃で眠らせて人格乗っ取りで事件を解決しているコナンは相性が良いのでは? 当初はコナンと安室にあった対立・緊張も、事件解決のために有耶無耶になる。
・それでも公安の掌で踊らされたことに気付き、恋人を捨てて協力も…[全文を見る]
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準新作になっていたので、またしても無料クーポンで借りてきました。
ドラゴンクエスト ユア・ストーリー
・結婚相手、軌道修正したのでほっとしました(ビアンカ派)。
・ゲレゲレかわいい。キラーパンサーになってもかわいい。
・ラストには賛否両論あると思う。「ユア・ストーリー」ってそういうことか!と思いました。原作に忠実じゃないと駄目という人は観ない方がいいかもしれない。
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「神と共に 第二章:因と縁」
・濃密…下界とあの世と2つの世界で展開されるお話し。そこにとっくに寿命の尽きたはずのおじいちゃんとその孫、土地を守る神様。あの世で裁判を受けるスホン。あの世の弁護人3人の過去のお話しが交差する。
・あっちこっちで展開するめまぐるしいストーリーなのに飽きさせず、かといって散漫にもならず、次の展開が待ち遠しくて前のめり気味に最後まで観てしまった。一章も二章も面白いなんてこの監督どうかしてる!タイトルも秀逸。
・DVDに入ってる特典映像も面白いらしい…とても気になる。いや、でももう録画してるし。購入まではさすがにそれは…!いやしかし。
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「神と共に 第一章:罪と罰」
WOWOWで視聴
・いやぁ~とても面白かったです!不慮の事故であの世へ旅立った善人の主人公ジャホンが転生できるのかどうか裁判を受けるお話し。
・弁護する3人も個性があってお話しを見てみたい気持ち。善人と言えどいろんな過去があって今に至るんだけどはじめの方で主人公が言うセリフ、後半になってようやく意味が判るんだけど弟スホンの事も相まって、もう後半はボロボロ涙が出ました。お母さんもすごくいい!
・何書いてもネタバレになっちゃいそうなので、もうほんと観て!!としか言えない。以前ここで絶賛されてたような気がするんだけど、たどり着かなかった…。今もういちどあの感想を読んでみたいなぁ。第二章も楽しみです。
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「ドクター・ドリトル」
・ファンタジーですねぇ。動物いっぱいで悪役出てくるし、困難をみんなで乗り切るアドベンチャー映画って感じ。
・女王陛下が思ったよりも毅然としていて、もっとこう優しいイメージだったので「そ、そうか」と思いました。
・藤原啓治さんの最後の作品でしたので吹き替えで観ました。これから誰がロバート・ダウニー・Jrの吹き替えやるんだろう。あと犬がイケボすぎる…
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準新作になっていたので無料クーポンで借りてきました。いろいろあって映画館で観れなかったヤーツ。
劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』
・キャラクター総復習みたいな感じなので ストーリー知らない人でも見れるやつかと。なにしろキャラが多いので、一味の出番は少ない。そのためか珍しく推しが終始二枚目。
・双璧の共闘が少しでも見れてよかった。でも全然喧嘩してないので物足りない…剣豪はちゃんと方向音痴してた。
・細かいところでは、鷹の目がゾロを援護?するところが良かった。あとサボがローさんを弟の友達呼ばわりなところがなんか良かった。バギーがいいキャラしてる。(キャラ名は伏せられていたものの)古川登志夫さんが出ていた。胸アツですね。