お話しするにはログインしてください。

|

Tips:行頭を - で始めると箇条書きに、+ で始めると序数付きの箇条書きになる。
id:RASEN-KAIDAN
今日観た映画(DVD)に3行コメント!のことを語る

『罪の声』
・題材はグリコ森永事件。過去にも高村薫『レディ・ジョーカー』、内田康夫『白鳥殺人事件』などありますが、犯人グループの脅迫電話に利用された子どもの苦しみを描くのが特色。
・内田康夫や高村薫は事件だけを書いているので、犯行後もグループから逃れられなかった本当の地獄を描いて内容を深くした部分が過去作より上。
・警察を恨むが故に子どもを巻き込む親。非難されて当然ですが、そこまで自分を見失う瞬間も含むからこそリアリティがあります。
・罪の意識に苦しみ続けた男に宇野祥平さんというイケメンでない俳優を使うからこその説得力。主演の星野源さんのファンの女性と観に行けるかと思いましたが、諸事情で叶いませんでした。

id:RASEN-KAIDAN
今日観た映画(DVD)に3行コメント!のことを語る

『朝が来る』
・ディスタンスでの初鑑賞。辻村深月原作なので、河瀬直美監督映画にあるボソボソした台詞回しは抑え目。
・産みの親が育てられない子どもを養子縁組する団体。養親の共働きを認めない方針は事実なのか。
・子どもを産める支援はあっても、子どもと別れた親を支援し学び直せる体制には程遠く孤立の原因になる。
・不幸な出来事よりも、それを回りになかったことにされるのは耐え難い。作品の舞台の一つが奈良県だが、世間の嫌な部分がよく描けてます。

id:RASEN-KAIDAN
今日観た映画(DVD)に3行コメント!のことを語る

『名探偵コナン ゼロの執行人』(2018年)
・公安刑事が主役なので、左の翼から批判記事も出た劇場版。⇒https://lite-ra.com/2018/08/post-4202.html翼までは行かずとも左肩ぐらいが立ち位置の私も警戒して見ました。
・爆破テロを事故として処理させないために毛利探偵を容疑者に仕立てた(後に釈放)公安の安室透と、普段から毛利のおっちゃんを麻酔銃で眠らせて人格乗っ取りで事件を解決しているコナンは相性が良いのでは? 当初はコナンと安室にあった対立・緊張も、事件解決のために有耶無耶になる。
・それでも公安の掌で踊らされたことに気付き、恋人を捨てて協力も…[全文を見る]

id:RASEN-KAIDAN
今日観た映画(DVD)に3行コメント!のことを語る

『RIDER TIME 仮面ライダー龍騎』
・去年放送された仮面ライダージオウのスピンオフであり、龍騎16年振りの続編。
・主人公龍騎の影であるリュウガはジオウ本編で取り上げてたから今作にはなくてもよかった。むしろ凶悪犯の王蛇に合体モンスターの強化フォームが見たかった。
・鏡の世界で記憶を失っていても、龍騎本編と性格が変わってたら違和感が出る。東映特撮初のBL作品。
・優しさのあまり堂々巡りだった龍騎本編の城戸真司が秋山蓮の後押しで決着をつけたよう。死を受け止めた一歩には観る価値あり。

id:RASEN-KAIDAN
今日観た映画(DVD)に3行コメント!のことを語る

『RIDER TIME 仮面ライダーシノビ』
・去年放送された仮面ライダージオウのスピンオフ。全3話だが48分しかないのでハードな内容には踏み込まず。
・設定は2022年、再来年TVシリーズで続編なるか? 現実的にコミックかな。

id:RASEN-KAIDAN
今日観た映画(DVD)に3行コメント!のことを語る

『引っ越し大名』
・男色のもつれが原因で国替えを命じられた大名。小国に移るのでリストラが必要。その役を書庫番のオタク武士が押し付けられ演じるのはその分野の第一人者になってきた星野源。
・リストラのために自分はコレクションの書物を捨てる覚悟を見せ、家老には美術品を売却させる。独身の藩士がリストラの対象にされ『部屋住みの身では嫁などもてない』と嘆くのは気の毒。
・いつか大きな藩に移ることができたら呼び戻すと約束を交わして田畑を耕す藩士たち。大きな藩への国替えが来た日たが、農業に誇りを持ち武士に戻ることを拒否する場面は感動。星野源のファンと一緒に見ましたが、立ち回りの長さが不評で私の方が評価していました。

id:RASEN-KAIDAN
今日観た映画(DVD)に3行コメント!のことを語る

『箱入り息子の恋』
・コミュ力の低い男性と目が不自由な女性の恋愛。肩書きや収入で人を選ぶ女性の父親に『知らない人から笑われたことはあるか?』と静かに怒りながら問う星野源にはイケメンには出せない説得力がある。エッセイで書いていた毛を処理して前バリをしてのシーンがクライマックス。
・大杉漣と森山良子、それぞれ娘と息子を思う故に残酷な言葉を吐ける人間の演技力。35歳の息子を不安に思う親。私も似たような思いはさせてるんだろうが。
・バッドエンドではないけど星野源と夏帆の二人、上手くいかなくても納得して別れられそう。(『ジョゼと虎と魚たち』みたいに)