(承前)
蜘蛛いました。天井でじたばたしてた。ほっとしました。私は「俺のファミリー!」と呼び、雨夫さんは「くもこ!」と呼びます。
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去年の秋くらいから「俺のファミリー!」と呼んで生活をともにしていた蜘蛛がいなくなりました。
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家族全員がワクチン二回接種できたので、この機会に一瞬でも会おうと、両親の住む街に行ってきました。
晴れた海を見ることができました。台風が過ぎてくれてよかったです。
溺愛されている猫。感染症の問題がなければ一晩泊まって、この子と一緒に寝られるのに。
ほんの数時間、顔を合わせるだけじゃかえって寂しいかなと思ったのですが、お互いに元気な顔を見られてよかったです。
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蟄居要請に困惑の雨夫さん。手術後の母に久しぶりに会えるはずだったのも、結婚記念日の旅行もふっとびしょんぼり……。そしてついに、「雨ちゃんはいつもと変わらない生活じゃん! 映画館に行かないだけで!」ということに気づいてしまい、孤独を感じるのだった。
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(承前)そして夫は『3月のライオン』を読み終え、「(作者の)ねこちゃんが、亡くなった、それで頭がいっぱいで、話が入ってこない……猫ちゃん……!」とうちひしがれた。
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雨夫さんが「今日、何かの発売日だった気がする」と言うので書店へ。何を買うつもりかもわからず書店をうろうろして「なんだかわからないけどないから、まだ発売されてないみたい」と諦めかけたところで『3月のライオン』発見。「僕はこれをずっと楽しみにしていたのか……。そんな自分にがっかりだよ!」と言いながら買いました。配偶者の複雑な心の動きにびっくりです。
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「ぼく、蒸しパン好き。最近ますます好きなの。どうしようかな?」と夫は鼻声で言いました。雨夫さんはまたもやせっかくの休日に風邪をひいています。労災だと思います。
\ たいぐうかいぜんをようきゅうする! /
(雨夫さんが入浴中、綿入れはんてんをあたためる業務に従事するぽーちゃん)
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雨夫「(体重計に載って哀れげに)あーん……」
雨子「ごめん、私にも多少の責任がある」
雨夫「なんで〜」
雨子「夕べ晩ごはんにパン焼いて出したりしたから」
雨夫「0.3 kg 太っちゃったあ」
雨子「……0.3 kg くらいで、がたがた言うんじゃないわよーー!」
雨夫「がたがた言うわよーーーー!!」
つうて、風呂に行った。
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〜昨日〜
新幹線でなだ万のお弁当食べた。あれこれなにかしら! とじっくり食べ始めたものの、隣で雨夫さんが「このエビ、カップヌードルの味がする(●´ڡ`●)」だの「マルシンハンバーグみたいなの入ってた((*^^)キャッ」だの言うので、あっさりいつものスピードで食べ尽くしてしまいました。
〜そして、今日〜
チキンのトマト煮込みつくった。小一時間煮込んだ、見た目よりは手がこんでいるニクいあんちくしょうよ。それを食した雨夫さんの感想。
「今日の鶏、いつもと違うわ? ケンタッキーぽい感じがしておいしかった!」
うむ。
そして、いつもは胸肉だけど今日は気まぐれにもも肉だったのと伝えたところ、「あれがもも肉なのかあ」としみじみしてました。雨夫さんの舌と語彙が心配です。
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ひっ
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ハイクの「晩ごはん」を自分へのメッセージだと思っている夫は、勤め先を出る際にそこをチェックしてその日のお菜に合うお酒やデザートを買うのですが、今日、夫が家にいるのに妻が「晩ごはん」に書き込むのを見て、「あれっ、これは僕へのメッセージじゃなかったの?」と真実を知るに至った。妻は漠然と世界に向けて「みんな今日何食べるの? うちはうどんだよ!」って感じで公開していました。
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「今読んでいる本でおもしろいところがあったの。どうしてもそこんところを言いたいから聞いてくれる? 宇宙船に乗ってて、ある人物がコンピュータに『お茶ちょうだい』って命令したらすごいまずいのが出てきたの。そんで『お前悪食かよ』とか『お茶の歴史を教えてやる』とか叱りつけたら、コンピュータがすべての業務を停止して、お茶について学び始めちゃったのね。そうこうしているうちに、なんかしらん、攻撃され始めちゃって、他の乗員が『おいおいおいなんでうちのコンピュータは沈黙してんだ』つうたもんで、さっきの人が『これこれこういうわけで今お茶の勉強をしているからしばらく動けない』つうたら、なんと、攻撃の最中に降霊会が始まったの。何かっていうと、祖先を呼び出して対応法を聞こうってのよ。あははは、はははははは」
と私が言ったときの夫の悲しそうな、不思議なものを見るような目が印象的でした。
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「おせんべをね、こうして袋をあ・け・て♡ しばらく放置しておくの! するとどうなると思う? しっけて、やわらかくなるのよ! これはぬれせんべいとは全然違うものなの……」とかなんとか言って「しっけたおせんべ」を鋭意作成中デス。デスせんべい。
(さすが雨夫、はとサブレーをカフェオレに浸して食べる男)
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(出張先から電話で)
雨夫「今日、コンビニで買い物したらね、店員さんに『爪、きれいですね』って言われちゃった。きゃ♡」
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へとへとになって帰ってきた。そのときちょうど、テレビでヒトとワニとヘビの三つ巴をやっていて、私はそれをわりかし真剣に見ていました。そしたら彼、
「あれ、またこういうの見てるの?」
ってピュアな瞳で聞いてくるんですよ。
どういう意味の質問だろうか。
「あれ、またこういうの、テレビでやってるの?」だったら「そうね、夏休みだからね」とかなんとか返事するんですけど、「またこういうの、見てるの?」だと「『また』つうか、一年中、一生、見るわけですけど……」とか、そういう返答になってしまうわけですね。何を尋ねられてるのかいまひとつわからんのです。
(アナコンダに攻撃される風ぬるり鳥)
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今帰ってきた。そして言うことには、
「今日ね、お昼食欲がなかったんで、コンビニでお豆腐買ったんですよ……そしたら『豆腐につけよ』って塩がついていてね、それが呉市の塩だったの。だから呉市出身の人に『ほら、呉市ですよー』って見せたの……」
ということで、どこがどうとは言えないのですが、暑さですっかり弱っている人の様子を呈しています。
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夫、今日から海外出張。当然飛行機に乗らなければいけない。飛行機こわい。空港に向かう途中の駅で一回と、空港で手続きを完了して同僚のみなさんと合流してから一回電話してきた。
今日は旅の日。元禄 2 年 3 月 27 日 (1689 年 5 月 16 日)、松尾芭蕉が「おくのほそ道」の旅に出発したことにちなむ(この一文、コトバンクからコピペ)。だそうです。一路平安。
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どこかに僕たちの知らないおいしい柏餅がある気がする……
とか言ってた。
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缶ビールをおちょこで飲む。
ちょこちょこちまちま飲むことになるのを、「こんなに飲んだのに全然なくならないよ!」「(注ぐ)まだあるよ!」と大喜び。
ふう。
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夫、めずらしく仕事が早く終わり、帰りにカフェに寄ってきたとのこと。
私「カフェで何をお召し上がりでして?」
夫「コーヒー」
私「……」
夫「……」
私「コーヒーだけ?」
夫「甘い物も、甘い物も食べました( >_<)!」
私「なんで『コーヒー』ってだけ言ったの?」
夫「コーヒーを飲んだのは事実だから!」
「甘い物」はチーズケーキと何かのセットだそうです。