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演劇のことを語る

そんなに頻繁に足を運ぶわけじゃないけれど、それでも面白いなと感じるお芝居はいくつか見たし、見てよかったな、と思う芝居はそれぞれにあった。演劇以外でもそれなりに感動体験があると思う。演目そのものに希望を感じるお芝居はたくさんあるし、そういうお芝居を見る事はとても幸福だ。

ただ今回は、それだけじゃなかった。お芝居そのものに対する希望と言うより、もっとそれは広がりがあって、奥行きを感じさせた。
簡単にいえば、もっと色んな物が見たい、触れたい、と感じさせるような事だった。

それは、まさしく、宇宙だった。終わりがない。終わりが見えない。一方で「我が星」が「我が家」が、はっきりコントラストを持ったままつながっていて、だから、我が家に触れたら星にも触れる。
この世界の、もっと色んな物が見たい、色んな景色が見たい、と貪欲な気持ちになれました。若返った思いよ。

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ままごと「わが星」
すっっっっっっごく面白かった。
どれくらい面白かったかっていうと、「芝居」とか「演劇」とか入れるべきお題の所に、「わが星」って入れちゃうくらい。ねーよ。そんなお題。
星のまち(国立天文台があるからね)三鷹にて。明後日まで。

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イキウメ「片鱗」青山円形劇場

あーーーこわかった!渡辺えりさんが目の前にいました。

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あと、いわき総合のこのお芝居は、ゲームをモチーフにするという手法のベタさと、その主張のベタさがどちらもある、のがよかった。
どちらかでバランスを取ろうとしていないのが、いっそ潔いな、と。

これ、高校生くらいじゃないと出来ないと思う。
大人がやろうと思ったらどうやったってこねくり回すし「綺麗事」言いたくなくて、斜に構えて見せたりしちゃう。何より、大人になると見えてくるものは確かにあって100パーセント正しい立場などないことを知るし、物の見方は多極的になって、簡単には言えない、と言うこともある。
それを知っちゃったら、ああいう話はできな…[全文を見る]

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いわき総合高校演劇部東京公演
『Final Fantasy for XI.III.MMXI』
カーテンコールで、本気で「出てきちゃいなよ!」と思いながら手を叩いたのは久しぶりかも。
すごく良かった。無理やりにでも夫を誘って見にくれば良かった。
彼は絶対に好きだったと思う。
「福島の高校生が原発を取り扱う」という物語が、どうしたって持ってしまう闇や絶望を、とても真摯に取り扱っていて、でもそれを闇や絶望のまま観客に届けたりしない、大事に大事に手渡してくれるような作りになってた。

ゲームを知ってる人にはベタな展開やお約束もたくさん盛り込まれているんだけど、そのベタさ…[全文を見る]